目撃者(Eyewitness)
ひょっとしたら
これまでゲストミュージシャンの許諾が得られなかったからなのか
1981年発売のこのレコードが、ようやくCDになりました!
ジャケットも、レコード番号とFORLIFEのロゴが今のものになった以外は当時のまま
何が嬉しいって、歌詞カードもそのまんまなんですよ…いや、むしろ大きくなってます
ほら、LPに入っていたものをそのままCDサイズにダウンしちゃったもんだから
字が小さなくって読みにくいのがよくあるじゃないですか
これは大きなまんまのを折りたたんで入れてあるので
目が弱くなった中年には嬉しい限りです
もちろんワタクシはLPレコードも持っています
そしてそれを基に「自己聴取用」のCDを作っていますが
まぁやっぱり製品として出てくれば買ってしまいます…音がいいからね
ボーナストラックに釣られたという説もありますが (^^ゝ
それを言うなら『小室等BOX』でCD化された『東京』は、その前に作った自作CDの方が
シングル盤(かげろうの唄)も一緒に入れてボーナストラックにしてますからね
…ま、でたらダブっても買っちゃうのがファンってもんです
聴いてみて、またまた驚きました。いや、参りました
ホントのこと言うと、聴く前にケチをつけようかと思ってた部分があるんですよ
というのは、元のLPでは、そしてジャケットや歌詞カードはCDも当時のままですが
A面は「from New York」、B面は「to Tokyo」という表記をして
それぞれが1~5あるいは6まで番号がつけられているという構成なんです
CD版のように1~11までではないんですね(ボーナストラックは12~15)
だからこそA面5曲目の「Once More」とB面6曲目の「もう一度」が
実は同じ歌の英語バージョンと日本語バージョンなのですが
そういう対になるような構成にした意味がCDでは崩れてしまうのですね
しかもボーナストラックが追加されているから、なおさらです
あの、感動的な「もう一度」がラストではなくなるのですから
ところが、ですよ
ちゃんと、5曲目と6曲目の間、そして11曲目と12曲目の間は
他の曲間よりも少し長めに空白を入れてあるんですよ!
つまり、一息おく時間を取ってあるのです
「針を置いて、盤をひっくり返す」というレコードの雰囲気を残してあるんですよ
なんと心憎い配慮なんでしょう
まる六の『はじまりはじまる』は18曲も詰め込んでありましたが
こちらもボーナストラックだけで22分もあるという大盤振る舞いです
まさにA面、B面、そしてC面まであるお買い得品でした…買って良かった
さて、
あとは『小室等 TV MUSIC SELECTION IN MEMORY OF 40 YEARS』のCD化だな
『小室等ザ・ベスト』もCD化されていないけど
収録曲は違いますがCD版のベスト盤が出ているので無理でしょう
…LP版のジャケットが好きなんだけど