雑紙
ごみの話で思い出したのですが
ワタクシの住む自治体では昨年の春から
分別する資源物に「雑紙」が加わりました
雑紙というのは、紙箱・包装紙・封筒・便せん・はがき・名刺など
ひとまとめに言えば「水に溶ける紙」だそうです
防水加工やアルミ箔などコーティングしてあるものは従来どおりの「可燃ごみ」
正直言って、いちいち分類して家の中に貯めておくのは面倒なので
ウチでは厚紙や紙箱なんかは「雑紙」として分別しているものの
ダイレクトメールの封筒や小さな封入物は、一般ごみにしています
で、自分を弁護するわけじゃないけど
こうやってどんどん紙を別にすることは
たしかにリサイクルされて「良いこと」なんだろうけど
相対的に「可燃ごみ」の中で「生ごみ」の比重が高まるってことですよね
...燃えにくくなるんじゃないか?
いえね、ずいぶん前に聞いたことがあるんですよ
夏はスイカの皮など水気の多いごみが増えるから、石油をかけて燃やしてるって
ダイオキシンの発生を防ぐためにも、炉内の温度は高温を維持しなければいけません
幸い、我が町の焼却炉はプラスチックも「可燃物」ですから
そちらで熱量を稼ぐのでしょう
そういえば、以前どこかの町のニュースでありましたね
分別したプラスチックを「燃料」として焼却炉に入れてるって
ま、それはそれで投入量をコントロールできるからいいのだけど
「せっかく分別したのに」って思いはあるでしょうね