ウチから秩父市内に行くとき、一般的には国道140号を走って行くのですが
行楽シーズンや週末など、途中の長瀞で混雑が予想されるときは
荒川の対岸の県道82号線を走ることにしています

...これがなかなかローカルな道でねぇ

特に長瀞を過ぎて美の山（みのやま）の東側なんか、見事に山村風景です
ところどころすれ違いが不安になる場所もありますが
クルマの通行量が圧倒的に少ないので、停まって道を譲った経験は...たぶん無い

そんな道を走っていて雰囲気が一変するところ、そこがこの四萬部寺です
クルマで通り過ぎるとき、荘厳な空気に包まれる感覚がするのです
まぁ、視覚的には右にカーブする正面に見える旅館が
これまでの山村風景とは違いすぎるので「えっ？」となるのですが
カーブを曲がりきったときに右手にお寺を確認し
あたりを包む空気はここから発せられているのだと気づくのです

というわけで、カーブの手前にある山門は
今回クルマから降りてお寺にお参りすることで
ようやく存在に気づいたような気がします (^^ゞ