母巣山 少林寺(秩父札所・十七番)
なんだか名前だけだと空手修行のお寺みたいで
漆喰で白く塗られた建物も非日本的なものを感じてしまいます
そのくせ踏み切りの向こうある情景が妙にせせこましく下町的です
本日の打ち止めとなる最後のお参りを済ませ
庫裏の方にある納経所に声をかけると
奥から比較的若い女性が出てきて
「ご苦労様です」と書入れをやってくれました
これまでご紹介しませんでしたが
ツレアイが購入した納経帖は
見開きの右ページに御詠歌と縁起が書かれ
左ページは白く空いていて
そこに朱印と一緒になにやら書き入れてくれます
お寺の名前と...何が書いてあるのか、達筆で判らない寺もありました (^^ゞ
前回は、本が読めなくなるので朱印だけをいただいてきました
この人はお嫁さんなのでしょうかね
初めからこれだけの字が書けたのでしょうか
それとも家業だからと必要に迫られて練習したのでしょうか
政治家なんかも重要書類に署名したり
遊説先で色紙を求められることがあるでしょうから
それなりに筆が立たないと格好付かない職業なんだろうなぁ
...それとも、自分の名前と座右の銘だけを徹底的に練習する?
「やっぱり女性らしく、可愛い字を書くね」
お寺を出てくるとき
ツレアイがそっと言いました