ToyImage 2

 


面白画像編集ソフト紹介シリーズ...ってわけでもないのですが (^^ゞ

昨年の秋、久しぶりに藤森照信さんの本を読み漁ったとき
『ザ・藤森照信』という本は図書館にもなかったのですが
そんな折、大宮に行き、三省堂書店に立ち寄ったら
さすがですね、置いてありました
たまたま粗品などで貰った図書券が財布にあったので買って帰ってきたのですが
不思議な写真に目を奪われました

まるでミニチュア模型を写したような...

それまで知らなかったのですが
本城直季さんという写真家がアオリ機構のついたレンズを使って
こういう写真を撮っているのが話題になっていたらしいのです

我がペンタックスもかつてはシフト&チルト機構のついたレンズを出していました
今、それを中古で買おうとすると7、8万円くらい...遊びで使うには高すぎる!

しかし、世はデジタル時代
グラフィックソフトを使えばなんとかそれっぽく加工できるのですね
そして更に、この機能に特化したソフトを作った人が現れました
これなら高機能のグラフィックソフトを操らなくても
コンパクトカメラやケータイの写真をPCに取り込める程度のスキルでOKです

というわけで、冒頭に載せた写真は鉄道博物館のジオラマではなく
ワタクシが写した下の写真を加工したものです


ところで...
紹介をしたものの、このソフト、名前は何というのでしょう?
サイトには『高速動作版!「本城直季」風ミニチュア写真作成ソフト』
とあるだけなんですよねぇ
書庫ファイルの名前が『ToyImage2.20061126.lzh』なので
記事の題名ではそう呼ばせていただきました
  実行ファイル名は『honjoh2.exe』

あと、同様の機能を持つソフトで
『MINI+TUNE(ミニチューン)』というのもあるそうです...今度試してみよっと

ソフトをインストールするのが厭とか面倒なら
『Tilt Shift maker』というオンラインサービスもあります
...お手軽ですが、パターンが固定的ですね


余談ですが
アオリレンズの本来の使い方である「歪み補正」も
レタッチソフトで直せちゃうんですよねぇ。便利な世の中だこと