ISHファイル

 
ワタクシが利用しているネットサービスのウェブ画面が
一週間ほど前からうまく表示されなくなりました
レイアウトが崩れてしまって
文字が重なったり、一部の画像が出なかったり
行頭に1個つくはずのアイコンが一列ずらっと並んだり
携帯電話用サイトみたいにコンテンツが縦一列になってみたり...

こういう時はたいていPC内のキャッシュを削除して
リロードすれば何とかなるものなのですが、これが駄目
上記の症状が代わる代わる現れるだけなのです

やっとこさサポートのページを見つけて窮状を訴えようとしたのですが
画面の崩れ具合を説明しようとして、ハタと悩みました
一番簡単なのは画面のハードコピーを画像ファイルにして送ることですが
「お問い合わせフォーム」には文章しか入力できないのです
ううむ、これを言葉で表現するのって難しいというか面倒くさいというか
そう思ったとき、頭の中に「ISHファイル」という言葉が浮かんだのでした


ISHファイルとは何か?

簡単に言ってしまえば
「バイナリデータをテキストデータに変換したもの」です

パソコン通信時代の電子メールには「添付ファイル」というものが無く
ネットユーザー同士は「文章」の、文字通りお手紙のやり取りしかできなかったのです
しかしそれでは画像やプログラムを送れません
そこでバイナリコードを文字コードに変換して
お手紙と一緒に送ってしまう方法が考案されたのでした

石塚匡哉さんという人が作った変換ツールが高性能で普及し
その名も「ISHコンバーター」...ご自分の名前に由来しているのです
吉崎栄泰さんが作ったLHAと共に
当時は欠くことのできないツールだったともいえます

現在のインターネットの通信プロトコルでは「無くても困らない」わけだったのですが
こんな風に文字入力用のフォームしかないところに写真を送りたいときなど
使い道はあるような気がします...って、まだ入手可能なの?

と心配になったら『Vector』にありましたよ
が、さすがに DOS窓を開いてコマンドラインで操作するのは面倒です
だがしかしBUT、Windows用に移植したのがいくつもあるじゃないですか
DLL化されてもいるので、これを実装すれば『卓駆★』からGUIで簡単にできそうです

が、結局サポート窓口へはこの方法を使いませんでした
考えたら、相手も「ISHコンバーター」を持っていなければ
送った画像を復元できませんからね

代わりに画像を自分のサーバにアップロードして
サポート窓口へは URLを伝えました