薪炭手当
今朝、新聞を取りに外に出たら
雪が散らついていて、クルマの上がうっすら白くなっていました
今年は積もるまではゆかないものの、雪がよく降ります
雪が降らないまでも、寒い日が続きます
休みの日は一日中ファンヒーターをつけていたりするもんだから
灯油の減りが激しくて大変です
ふと「薪炭手当」という言葉が頭に浮かびました
以前、国家公務員の友人に聞いたのですが
寒冷地に勤務していると冬は暖房費がかかり
全国一律の賃金体系では不公平という理由なのかは判りませんが
割り増し手当がつくんだそうです
それにしても「薪炭手当」とは時代がかった言葉です
と思ったら、昔は「石炭手当」と呼ばれていたそうです
おいおい、時代に逆行してるんじゃないの?
ということが調べてみたら判ったわけですが
どうやら今でも「寒冷地手当」に一本化されて支給されているようですね
逆に言えば「寒冷地手当」と併給されてた時期もあったわけです
1級地から4級地に区分されているようで、なになに...おや?
ウチからクルマで1時間ほど行った足尾や伊香保が、青森と同じ4級地ですか
ちなみに1級地から3級地まではすべて北海道です
関東地方も結構寒いんですね...国家公務員が甘えているだけかもしれませんが(笑)
ついでに思い出したのが「へき地手当」
冬に限った話ではないのですが
学生時代は毎年この時期に北海道に遊びに行っており
そのときに聞いた話なので、「寒冷地」で連想してしまうのです
田舎の学校に赴任した先生には「へき地手当」がつくのだそうです
何かと不便でしょうからねと
でも、逆に言えばお金を使う場所が少ないし
それに当時はもう道路事情もだいぶ良くなっていますから
クルマで1、2時間も走れば大きな町まで出て安いものをまとめ買いできるし
田舎の人情の良さで、生徒の父兄から農産物や魚などの届けものがあるとか
それやこれやでお金が残るんだそうです
だもんで夫婦で赴任して蓄財し、歳をとったら町に戻って家を買う
という人生設計をしている人が多いという話でした
もちろん、こんな先生ばっかりじゃないはずですけどね
あぁ、ちょうどその頃見た『イーハトーブの赤い屋根』という映画は良かったなぁ
...おっと、朝起きたら雪だったという話が思わぬ方向に滑っていってしまいました