パディ・キーナンって、誰なん?

 

 パディ・キーナンは、アイルランド音楽史上最高のアイリッシュパイプ奏者です。
 1970年代、アイルランド伝統音楽に新たな指針を与え、はかりしれない功績を築いたThe Bothy Band(ボシー・バンド)の結成メンバー。今回の初来日公演では、過去40年にもわたり、全世界を驚嘆させたその超絶テクニックを間近に観ることができます。
 アイリッシュパイプのジミ・ヘンドリックスと呼ばれ、また、ジョンコルトレーンにも通じる演奏家とも称賛されたパディ・キーナンの演奏を是非お見逃しのないように!!

先日、さり気なく書いてしまった「パディ・キーナン」
彼はアイリッシュパイプの第一人者ということなのですが
先月の終わりごろ、久保田さんのブログで見るまでは
正直言って名前を知りませんでした
いや、そもそもアイリッシュパイプという楽器すら知らなかったのです (^^ゞ

で、Youtubeで探したらこれがちょいと変わった楽器でね
スコットランドのバグパイプのように
皮袋に溜めた空気で笛を鳴らすのですが
口で空気を吹き込むのではなく
右肘にふいごを縛り付けて空気を送っているようなんです
だから右手は肘を開いたり閉じたりして空気を送りながらも
指はせわしなく笛の穴を押さえるという不思議な動きをしているのですね
  別名、イーリアン(肘)パイプとも呼ばれるそうです

ここに詳しく紹介してありました⇒『Uilleann Pipes(Pipers Caffe)』

大きな声じゃ言えないけど、久保田さんだってアイリッシュに詳しいわけではなく
そんなに素晴らしいミュージシャンがやってくるのなら
ぜひ聴いて楽しもうではないかと思って開催を引き受けたのではないでしょうか (^^ゞ

ところで大泉の会場です
『SPACE 結』の肩寄せ合って聴く雰囲気は好きですけどね
さすがにあの音を鳴らすには狭すぎるんじゃないかと思ったら
『大泉町文化むら』の小ホールを使うことにしたそうです
座席数最大288...『SPACE 結』の7倍ですぞ
これなら響き渡る音色を楽しめそうです

ワタクシ自身、そういう珍しい楽器を一流の奏者で聴ける機会なので
ちょっと楽しみにしてるんですよ

大泉でのコンサートについてはこちらを
  ⇒ 『パディ・キーナン初来日コンサートin大泉(風だより)』


その後、Youtubeでパディー・キーナン自身が演奏している映像を見つけました