海鮮ぅどん
今日は弁当を持って行かなかったので、お昼は外食でした
何日か前に、仕事場からクルマで5、6分のところにある店の話を耳にして
いや、ネットでですから「目にして」ですかね
ちょっと興味を持ったので行ってみました
小さな2階建てアパートの1階にあるその店は
ソファを置いたテーブルが2卓、小上がりには座卓が2つ
そしてカウンター...向こう側には一升瓶と甲類焼酎のボトルがずらりと並んでいます
どう見ても赤提灯かスナックですね
...表の看板には「手打ちうどん」と書いてあるんですが
他に客もいないのに一人でソファの席に座るのもナンなのでカウンター席に座り
ランチメニューの中から「海鮮うどん」を注文します
正確には「海鮮塩うどん」だったのですね
これが事件の発端なのです
お店に入ったときにはカウンターの客席側で新聞を読んでいたオジサンは
カウンターの向こう側の、さらに暖簾の向こうの厨房に入り、熱心に調理を始めました
ワタクシはちょっとした機械モノをいじってまして、その取扱説明書を読むのに夢中
意外と時間がかかっていたのですが、あまり気にならなかったのですね
「お待ちどうさま」
その声に取説を見ていた顔を上げると...!?
なんと、目の前にあるのは美味しそうな散らし寿司ではありませんか!!
「あれ? うどんじゃなくって...?」
つまりオジサンは「海鮮丼」と「うどん」を注文されたと思ってしまったのですね
そういえば注文したときに「かいせんどん、うどんだね?」と言われたような...
だからそこでハッキリしなかったワタクシにも非があるような気がしないでもないのですが
オジサンは「ありゃぁ、間違えちゃったよ」と明るく言って作り直してくれました
ホントはこちらも「いいよいいよ、これ食べるから」と言いたかったんですけどね
「海鮮丼」+「うどん」じゃ分量もさることながら
お値段の方が「海鮮塩うどん」の倍以上になってしまいますからね
ホッとしたような、残念だったような...