「言い触らす」ボタン

 
昨日、いまだに自分の中で mixi や twitter とのかかわり方が判らない
というようなことを書きましたが、興味深いブログ記事を見つけました

『共感を伝えるmixi 感謝を示すfacebook 飛び火のtwitter』


twitterで心が動くのは、人に役立つ発言をしたとき。

公式リツイートが行われる事が多く
自分の発言を読んだフォロワーが
そのフォロワーのフォロワーにも伝えようとする。


こうして口コミが発生していくんですね。

しばらく前からだけど
あちこちのウェブサイトで「ツイートする」というボタンを見かけるようになり
あれを押すと、そのサイトのタイトルやURLを埋め込んで
twitter の投稿ウインドーが開くのですが
  ということが3ヶ月と25日前に判ったわけです
最初はその仕掛けを「あざとい」と思ったのですね
つまり企業なんかが自社製品を宣伝する手段だと

でも、そうじゃなかったんだと思い始めています
...いや、そういう下心が無いとは言いませんが
やっぱりわざわざボタンを押してツイートしようとするからには
それなりに「これを誰かに伝えたい」という動機が必要でしょうからね

たとえて言うなら、街を歩いていてバーゲンセールに出っくわした
それを家に帰ってから友人に電話で教えるのではなく
その場から携帯電話から友人に教える手段として
あのボタンはあるのですね

自分がアカウントを取得するまで、いや、取ってからも
「ツイート」を巷間呼ばれるように「つぶやく」と思っていましたが
訳語としてはむしろ「言い触らす」と言ったほうが合っているように思えたのです
もちろん、自分のアカウントページからしみじみ投稿するのは
「つぶやく」のままでいいかもしれませんが
あのボタンから投稿するのは「言い触らす」と呼んだほうが理解しやすいのです

実は、今現在ワタクシは誰一人としてフォローしていないのですが
何人かその投稿を読んでいる人がいます
でも、ほとんどが誰かとのチャットというかコメントのやり取りで
それなら何も twitter を使わなくてもと思える内容なのですね
  このブログでもコメントは受け付けていますし
  BBSページも併設しています...もう何年も利用されていません

それもあって興味が持てなかったのですが
外部のサイトを見て、それを伝える・言い触らすという機能は
いろんな意味ですごいぞと思えてきたのです
それがいいことなのか悪いことなのかは別として
既成のモラルを壊すようなことになるかもしれない

  数日前にホテルのアルバイトが密会中(?)の著名人の行動を暴露したという
  そんな事件がありましたが
  今は守秘義務違反でしょうが、それも「あり」という世の中になるかもしれません

...おっと、話がそれてきました。そういう話をしたいわけではありません

まぁそんなことも考え合わせると
あのボタンは「自分のサイト(内容)を宣伝してもらうため」のボタンではなく
「言い触らしたがっている人に便宜を図るため」のボタンなのだと
そう思い至ったわけです

数日前から急に、ワタクシが普段巡回しているブログにも
「ツイートする」ボタンがつき始めました
皆さん同時に思い至ったのかどうかはわかりませんが
ワタクシも時流に乗って設置してみました

大手企業によるブログサービスではなく自前で作っている零細ブログですから
自分でテンプレートのソースを書き直さねばなりません
ちょっといじっては出来栄えを実地で確認してますので
昨夜から今朝にかけて
ボタンの場所がいろいろ変わったり、おかしなリンクができたりして
その時間帯にアクセスしていた人がいたらご迷惑かけましたが
大体こんなものでしょうか


ボタンを設置したからといって
今書いたように「便宜を図るため」ですから
自分が twitter に対して積極的になってゆくかどうかは未知数なのですが
しばらく様子を見てみたいと思います

  ワタクシにはあのボタンが押されてもそれが判りませんし
  押した人にもワタクシの twitter でのアカウントが判りません(たぶん)
  ...という設定にしてあります。これで何か変化があれば凄いな(笑)

で、facebook の「いいね!」ボタンについてなのですが
これは、他所のサイトでもセットでついていることが多いので
とりあえず真似してみただけです (^^ゞ
でも、よかったら押してみてください。励みになりますので
  facebook にアカウント持ってないと駄目みたいですけど