お尻の記憶

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ひとつ前の記事を書いて思い出したことがあります

前にもちょっと書いた話なんですが
今住んでいる家の1階部分の床材は、無垢材を使ってあります
引っ越してきた日の晩、その床にぺたりと座ったら
突然、子供の頃に住んでいた家を思い出してしまったのですね

ワタクシにとって思い出の家というのは
前回書いたように鳥栖市で住んでいた家だと思うのですが
そのとき思い出したのは、さらにそれ以前
4歳の時から小学校4年までを過ごした福岡市の家だったのです

え? なんで?

記憶をたどると、その家は廊下と台所が板張り(洋間)で
昔のことだからフローリング用の合板なんてものはなく
無垢板の床材を使ってあったのだろうと思うのですね
そしてそれには合板とは微妙に違う柔らかさや温かみがあって
共通するものを新居の床に感じ取ったのだろうと思うのです
...不思議な体験でした


先日、まだ若い知人が「YouTube で見つけた」と言って
福岡市の薬院から大橋にかけての車窓風景の動画を
自分のブログで紹介していました

彼はこの界隈で大学生活を送ったそうで
懐かしい思いでこの映像を見たのだと思うのですが
実はワタクシも近くに住んでおりました
当時は薬院に県営プールがあって夏休みにはバスで往復した道です
途中の野間には学校から帰ったあと映画を見に行ったものです
  3番館だったからでもあるのか、小学生は50円で入れたと思います
もちろん、毎日歩いた通学路の一部もこの通りの中に含まれています

でもね、目を皿のようにして映像を見たのですが
知っている風景は全然出てきませんでしたよ
...もう45年も前だもんなぁ (^^ゞ