緑の新幹線

 
と言っても、東北新幹線で走っている『はやぶさ』のことではありません
前に『青い新幹線・白い新幹線』という記事で触れたとおり
上越新幹線・長野北陸新幹線の車両は青と白のツートンになっているものの
駅のホーム以外では防音壁に隠れて白い部分しか見えないのですが
唯一、窓の部分に緑の帯が入った車両があるのです

上越・東北新幹線開業当時はみんなそうだったのですが
今は前述のツートンに塗り替えられている中で
おそらく一編成だけそのまま残っている車両があるのです
  厳密に言うと、開業25周年記念にリバイバルで塗り戻されたらしい
  奇しくも同じ日にオリジナルでこの配色を使っていた最後の編成が廃車になり
  結果的に開業以来連綿と続いているということになったそうです

その車両を今朝、散歩しているときに見たのですね
これってなかなかラッキーなことだと思うんです
だって、時刻表でE1系か200系かという区別はつきますが
200系の中のどの車両が走ってくるかまでは判りません
ワタクシだって四六時中線路を見張っているわけにもいかないですからね

たまたま新幹線の線路近くを通りかかったとき
たまたま新幹線が走ってきて
たまたまそれが「緑の疾風(みどりのはやて)」だったという(開業当時の愛称)
たまたまの3乗の偶然が重なって見られるわけです

この新幹線を見た日はいいことがある
...そんな気もしてくるじゃぁありませんか(笑)

ところで、写真はどうしたかって?
遠くから走ってくるのが見える場所ではなく
梢の切れ目から高架線が見える場所だったんですよ
あわててポケットからケータイを取り出してカメラモードに...
間に合いませんでした
ほら、昔から「新幹線はうんと速い」と唄った歌があるじゃないですか