koboちゃんは半年後に期待、かな

 


ようやく「自炊生活」の続きを書きました

いじくっているうちに2週間あまりも過ぎてしまい
最初はいろいろ文句も言いたかったりもしたけど
今更ここで書くのもなぁ、という気分ですね
正直なところ「この程度使えれば、まぁいいか」ってな感じです

というわけで、楽天が鳴り物入りで売り出した
電子ブックリーダー『kobo Touch』を買ってしまったわけです

この手の製品はすでに他社のが世に出ているわけですが
今までは興味が無かったのですね
どこか「本は指でページをめくる」感触にこだわっていたように思います
ところが、たまたま「時々読み返したくなる昔の本の保存」ということで
自分で電子化する方法を実行し始めたときに今回の販売告知があり
しかもお値段がポイント還元で実質5,000円というのに背中を押されて
使った人の評価を見る機会も無く予約注文してしまったのです

所用があって届いた製品を開封したのは発売日の翌日だったのですが
あとから知ったところによると
その時にはすでにネット上は酷評だらけだったようです
...自分も体験したけど、確かにそうだわ

最初のセットアップにはPCとの接続が必要なのですが
そのPC用のアプリケーションをインストールする際に
PCのユーザー名に日本語が使われているとパスが通らずエラーになるのです
ウェブサイトでヘルプページを探して
対策用のバッチファイルがあるのを見つけたのですが
もっと判りやすいところに案内してもらいたいものです

で、なんとか使えるようになったと思ったら
自分で用意したファイルの名前に日本語が使われていると、これが文字化け

「さすが楽天、社内公用語が英語だから製品も日本語が使えない」

ネット上で揶揄されてしまったのはご案内の通りです

思うに、評価・検証が甘いんじゃないか
近日中に日本発売が迫っている『Amazon kindle』を意識して
その前に市場を押さえておこうという魂胆があったような気がします
言いたかないけど、とりあえずハードウェアを普及させておこうとしたのではないか

まぁ、こちらもそれに乗って買ったわけですから
今更ハードウェアは仕方ないとしても
  日本版の『kobo Touch』のCPUは本国仕様よりグレードが低いらしい
ファームウェアの更新で不具合をつぶして
せめて半年後には使いやすいものに成長していって欲しいものです

いくら名前が『コボちゃん』だからといっても
いつまでも幼稚園児では困りますからね
...いや、コボちゃんだって最近は小学生に成長したそうじゃないですか



それにしても崇高なる人柱、いや先駆者の皆さんには頭が下がります
いち早く不具合を見つけ出し、対応方法をネットにアップしてくださる
「拡張子を.epub ではなく .kepub.epub に変えれば正しく表示される」
「大きな PDF ファイルは表示が崩れるので cbz形式に変換しろ」等々
おかげでワタクシも最初の数日は「ああ、買うんじゃなかった」と思ったりもしましたが
今は便利に役立てています


4色あるカラーは「ラベンダー」を選択
本体カラーに合わせてパープルのケースを買ったけど
「ラベンダー」は背面にしか使われていないので
ケースをつけると見えなくなる (^^ゞ

でもね、正直言って、この値段だから買う気になったのだろうなと思います
たまたま『kobo Touch』を買ったあとで『iPad』を手にする機会があったのですが
大きさと値段が半分なら『iPad』がいいなと思ったものです(重さは3分の1になって欲しい
ということは、すでに7インチ程度のタブレット端末を持っている人なら
『kobo Touch』を買うまでも無いのではと思います
  ワタクシの場合『iPod touch』ではさすがに画面が小さいと思ったのです
『kobo Touch』は電子ブックリーダーに徹して
軽く、安く、そして気軽に本を購入できる端末ということで
他のタブレット端末と棲み分けができるのではないかと思うのです
たとえば、朝の新聞に面白そうな新刊本の広告があり
スーツに着替えながらそれをダウンロードして、あとは電車の中で読む
こういうのがあるべき姿ではないでしょうか?
ま、今のところワタクシはそういう使い方を予定していないんですけどね(笑)