5分前行動

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小諸に向かって出かけた日のお昼は
軽井沢・矢ケ崎公園の向かいにある『フレスガッセ』でした
『道の駅・みょうぎ』から碓氷バイパスを登り
新軽井沢の通りを車窓から眺めるなど
ちょっと寄り道しながらゆっくりやってきたのですが
それでもお店に入ったのはまだ12時前でした
...ま、混み始める前だったからちょうど良かった

運ばれてきた料理を食べているうちに
お昼のサイレン、というかチャイムが鳴り
それを聞くと、お店のお嫁さんが壁に掛かった時計のガラス蓋を開け
時計の針を合わせ始めました
「...あれ?」
再びガラス蓋が閉められ、反射が消えて針が見えるようになった文字盤で
時計は12時5分を指していたのです
もちろん、単なるワタクシの見間違えかもしれません
今さら確かめるわけにもゆきませんけどね
でも、その時は「あれ?」と思うと同時に、妙に納得したのです
この店の雰囲気には、それがすごくハマッているように思えたんです

子供の頃は
腕時計の針を5分進めている大人は珍しくありませんでした
あれって、どういう理由だったんでしょうね?

やっぱり物事に余裕を持って行動できるように、でしょうか

ところで、ワタクシはいつもこのお店に寄る時は
(大きな声では言えませんが)店の前に路上駐車しております
でも、観光客が多い夏場は通行の迷惑になりかねませんし
なによりパトロールのお巡りさんが怖いのです(^^ゞ

それで8月はフレスガッセには行かないようにしておるのですが
この日は9月1日...それでもまだちょっと怖い
それで矢ケ崎公園のはずれに「最初の1時間までは無料」という駐車場を見つけて
そこから歩いていったのですね。フレスなら食事をしても1時間で往復できます

ま、実際にはそんなことは杞憂で
先客や後から来たお客さんはしっかりお店の前にクルマを停めているのでありますが
べつに「しまったなぁ」と思うことも無く
食後は矢ケ崎公園の池に沿って散歩気分でぶらぶら歩いて帰ったのです
5分進めておいた時計ですと「あ、もうこんな時間だ。行かなくちゃ」と席を立っても
公園で気に入った景色を見つけてシャッターを押す時間が取れるのだろうな
そんなことを思ってクルマに戻ったわけであります

...さて、小諸ユースに行くにはまだちょっと早すぎるな