詰め放題
数日前、シチューを作ろうとして(あ、それはツレアイですが)
玉葱を切らしていたので近所の八百屋まで買いに行ったのですね
すると店の前に玉葱を入れたコンテナが置かれていて「詰め放題200円」
「玉葱って、これしかないの? 多すぎるなぁ...1個か2個でいいんだけど」
「じゃぁ、持ってゆきなよ」
「でも、それじゃ悪いよ、お金払うよ」
「いいよ、持ってゆきなよ」
店のご主人と押し問答を繰り返してるうちにも
彼の手は玉葱を袋の中にポンポンと放り込んでゆきます
袋というのは、彼もしくは彼の家族が買い物をしてきたと思われる
他所のスーパーマーケットのレジ袋の再利用でした
袋の3分の1くらい玉葱を入れたところでワタクシに突き出して
「ほら、持ってゆけよ」
「お金払いますよ」
「いいから持ってけ!」
これ以上何か言ったら、小父さん、本気で怒りそうな気配だったので
じゃぁ今度はちゃんと買い物に来ますからと言って袋を受け取って帰ってきたのです
数えたら、玉葱が大小取り混ぜて10個入っていました
ということがあったのですが、あとから落ち着いて考えたら
詰め放題というのは、なにも袋を一杯にする義務は無いのではないかな?
つい、口が閉まらないくらい詰め込もうと考えてしまいますが
ウチはこれで充分だからと半分くらい詰めてもいいはずですよね
「この袋からこぼれないように入れて200円」と考えればそうなります
だったらワタクシの場合もシチューに必要な1個か2個を入れて
200円払ってくるべきだったのではないかと思ってしまったのですね
でもまぁ、そんな偽善的(?)なことをしたら
やっぱりあの小父さんは怒るだろうな
コメント
トチロウ
なんと素晴らしい八百屋さんだこと!
いまどき「持ってけ!」とは。
玉ねぎはかなり保存がきくでしょうから
袋いっぱい買ってもよろしかったのでは?
まつお
▽トチロウさん
昨年ツレアイが入院しているときに
彼女か買い置いていた野菜を全然使わず駄目にしてしまった経験があり
どうもそれがトラウマになっているようです
必要なときに必要な分だけ調達するということしか
頭に無いので...あ、10個も貰ったんでは
使い切れないんではないかと強迫観念に襲われそうです