渋沢栄一の話題を続けます

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例の『大河ドラマ+時代劇 登場人物配役事典』というサイトで
渋沢栄一を調べますと
これまで映画やドラマに登場した作品や演じた俳優が判るのですね

本郷功次郎や滝田栄といったハンサムな俳優さんにまじって
勝新太郎という名前がありました...『帝都物語』という映画です

実はワタクシ、この映画を劇場で見ているのですね

映画が始まるといきなり(効果を狙ってのことでしょうが)暗い部屋の
そこだけスポットライトが当たったような場所で秘密の会議が開かれており
そこに勝新がギョロリと目を光らせて座っているのです...ちょっと怖い

この話は加藤という男、これが実は平将門の怨霊の化身で
江戸時代から明治大正昭和にわたって東京を滅ぼそうと仕掛けてくるのです
  なにせ、関東大震災も奴の仕業ということになってるんですから
それを迎え撃つ学者や陰陽師、そして政界にも顔の利く財界の大立者として
渋沢栄一が登場するわけでして
たしかにこういう役どころでしたら勝新太郎の雰囲気ははまり役と言えるでしょう
素晴らしいキャスティングだと思いますよ

でもね、この映画だけを見た人はそれで納得してしまえるんだけど
われわれ深谷市民としては駅前の銅像を見ているわけで
その高い台の上にある銅像ときたら、目の錯覚なのでしょうが、やけに頭でっかちで
おもわず撫でてあげたくなるような可愛さがあったのですね
  長いこと立ちっぱなしで疲れたのか
  気がついたら椅子に座っている像に替わっていました
  それが前の記事の写真ですね
  以前の像は渋沢栄一記念館に移されたそうです

最近では、ふっかちゃんの足の下に隠れたりしていて
なかなかおちゃっぴーなオジサンというイメージがあり
なかなか勝新太郎とは結び付かないのであります


それにしても、この『帝都物語』ももう一度見たい映画の一つです
実在の人物や事象をうまく結び付けて楽しい娯楽作品に仕上げています
  大長編となった原作では「やっぱり」三島由紀夫が出てきて
  最後には角川春樹までもが登場するという大スペクタクル
  こちらも読み返してみたいけど、疲れそうです

ビデオも出ていたはずですが、残念ながら図書館は持っていませんねぇ
DVDもあるようだけど、買ってまで見たいかというと
...ちょっと躊躇しているところです