怪奇、月食

 


昨夜は月食でありました
6時過ぎにはクルマに乗っておりまして
窓越しに煌々と輝くお月様を見ていたのですね

お約束の6時14分を過ぎると
左下のほうから少しずつ欠けてきたように見えて
「お、始まったな」
などと思っていたのです

そのあとちょっと用事でスーパーに入り買い物を済ませ
「もう半分くらい欠けたなかぁ?」と外に出て空を見上げると
半分どころか、完全に見えなくなっていました。星もない
...いつの間にか全天が雲に覆われ、真っ暗だったのです

というわけで、さっきまで美しい月を見ていたことが
まるで嘘のように思えた不思議な夜でした(だから「怪奇」)

  いちおう助平根性出して、クルマに一眼レフ積んでたんですよ
  でも、気が付いたらバッテリーがあがってました
  みすみす写真が撮れずに悔しい思いをせずに済んだかな(笑)


ところで、月食ってどういう風にして起きるんだっけ?
地球の影で月が暗くなる?
あれ? そしたら新月とどう違うの?

科学の知識に乏しいワタクシは
頭の中が疑問符だらけになってしまったのですが
調べたところ

  月食:太陽-地球-月
  新月:太陽-月-地球

という並び方になるんだそうです
つまり、月食の時は地球の影が月を覆い
新月は地球から見える側に太陽光が当たらない
...あれ? 太陽のほうを見るってことは昼間でしょ
新月って夜じゃない?
太陽と地球の間に月が挟まるのは日食じゃない?

疑問符の数はさらに増えてしまったのでした

子どもの頃、学校の理科室にあった三球儀を使えば
視覚的に納得できそうな気がします