天文学的数字

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残念ながら一昨日の月食は見ることができませんでしたが
以下のスケジュールで粛々と執り行われたようです

  部分食の始め:8日18時14.5分
  皆既食の始め:8日19時24.6分
  食の最大  :8日19時54.6分
  皆既食の終わり:8日20時24.5分
  部分食の終わり:8日21時34.7分

で、次回は2015年4月4日で、皆既が約13分間
そのあと2017年8月8日、2018年1月31日、2018年7月28日...
と決まって、じゃない判っているのです
  2017年8月は最大約25%の部分日食だけど
  2018年1月は皆既が1時間17分継続するそうです

月食だけではありません
日食とか惑星直列とか彗星の飛来とか
そういう天体の運行というものがちゃんと判っているんですね
これって凄いことだと思いませんか?
遥か彼方にある巨大な物体の動きや位置関係が
きちんと測定され、計算で予測され
そしてその通りに実現するのです

天文学的数字、というと
夜空の星の数や遠さになぞらえてか、巨大な数字のことを指しますが
ワタクシはむしろこの何年先を見通す計算や、天体が狂いもなく運行する様を
「天文学的数字」と感じてしまうのです

このスケールから見ると
地球の上のニッポンで新幹線が正確に走ることなんか
話としては小さいことのようにも思えてしまうんですよね

  そうそう、新幹線乗車記も第3話を書かなくちゃね
  当時の写真が見つからないんだよなぁ