で、最後にバスのこと
今回の徳島行き、高速夜行バスを利用したのは前に書いた通りです
仕事を終えていったん家に戻り、ツレを伴って出発する予定で
最初は大宮あたりから乗れるバスを探したんですよ
埼玉からだと徳島までの直行便がないので
大阪か神戸で乗り換えるしかなく、まぁそのこと自体は構わないのですが
明石海峡大橋や淡路島の風景を見ながら乗車できますから
...もともと夜明けの早い7月に旅行する予定でもあったしね
バスの発着所が離れているのと、荷物の大きさ制限がネックになったのでした
埼玉からのバスはもともとツアーバスだった会社ばかりで
四国方面行きの路線バスが使っているターミナルには乗り入れておらず
足の悪いツレには降車して乗り継ぐバスの乗り場までの移動が大変だろうと思われました
また、路線バスって荷物の大きさ制限が厳しいんですよ
トランクルームに預けられるバッグの3辺の合計が1mまで
...飛行機の機内持ち込みよりも厳しい
東京から西日本各地に直行するJRのドリーム号も同様です
同じ「高速乗合バス」でも、ツアーバスから移行してきた会社は緩やかなんで
中型のスーツケースも積めるんですけどねぇ
ナンバーが8739(花咲く)になっている
で、小さいバッグを買おうかと迷っているうちに旅行そのものが一度ポシャって
いつ行けるか判らないけど計画を練り直そうか
10時くらいだったら東京発でも間に合いそうだね
だったら徳島直行便も狙えるよね
なぁんて思って探したときにヒットしたのが海部観光の『マイフローラ号』でした
2列×6席、乗客定員わずか12席の豪華個室風の寝台特急バス
えっ!? こんな凄いバスがあるの!
供用を始めた当初は話題になってマスコミでも紹介されたそうですが
高速バスには興味がなかったせいか、ちっとも知りませんでした
ネットで検索すると今でも紹介記事がいろいろとヒットして
これはぜひとも乗ってみたくなってきました
お値段は高いけど、飛行機や新幹線を使うこと考えたら...ね
それに何より深谷からの乗り継ぎが楽なのが気に入りました
始発地は名称こそ『東京駅』でも実際は八重洲口から500m離れた場所になっているものの
ツアーバスの名残りですね
次の乗車地はこの春開業した『バスタ新宿』に乗り入れていて
深谷からなら湘南新宿ラインの電車に乗って乗り換え無し
で、「ここは渋谷区じゃねぇか」と思ってしまう最寄りの新南口の改札を出れば
その真上にあるのですよ...実際、行ってみたらエレベーターやエスカレーターで直結
むしろ中央線のホームのほうが遠くにあるし、電車は座れないだろうしで
高円寺の阿波おどりに行くより、徳島の阿波おどりに行くほうが楽じゃないか(笑)
徳島産の木材を使ったパーティションとカーテンで仕切られる
ただし、頭上の空間はひとつながり
トイレ、洗面台、着替えコーナーまである
まぁバスの設備なんかについてはワタクシがうだうだ書くよりも
たとえば ⇒ こんなサイトの紹介記事 などを見てもらえればいいでしょう
いま気が付いたけど、到着後に食べた喫茶店のメニューも同じだった (^^ゞ
7月に行こうと計画したときは徳島で2泊して、帰りは飛行機のつもりだったけど
実際に行けることになったこの時期は時間的余裕が少なくなっていたので
徳島では1泊、帰りも『マイフローラ号』でした
でも、考えたら徳島で行動できる時間がせいぜい半日短くなっただけなんですね
そればかりか飛行場に行って手続きをして長い通路を歩いたり何度も乗り換えをして
夜に帰宅して次の日には仕事が待っている...のが、朝のうちに帰宅できるのです
このほうがずっと楽でした
7月実施の計画では、夜に帰宅して次の日一日休むつもりだったんです
それができそうもないので、夜行で帰ることにしたのですね
おかげで昼間、買い物やタイヤ交換作業もこなせました(笑)
また徳島へ行く機会があれば、次もこれで往復したいな
夜明け前に着いてしまうので車窓風景が犠牲になったのが残念でしたが
夏場だったら瀬戸内海も明るくなっているでしょ
徳島旅行の話は、一区切りをつけることにします
いつまでも余韻に浸っている場合ではなく
いよいよ年末モード。おちおち仕事も休めません
それどころか休日出勤じゃぁ
12.20 附記:
これ、YouTubeで見つけたんですけど
バスを作った人たちの「想い」も取材されてて
このバスに乗ったことを誇らしく思えました