思い込み

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このところツレの足の具合が悪く
歩くにのも不自由しています

だから、徳島へ行くときにもちょっと悩みました
今は公共施設や文化・観光施設の入り口に
車椅子が用意されていることが多くなりましたが
モンダイは、そこにたどり着くまでなんです

いっそこちらから車椅子をレンタルして持ってゆくことも考えましたが
さすがにそれは大荷物になってしまいます

  いちおう、バスには、無料で積んでもらえることを確認しました
  また、レンタルした『ダイハツ・タント』は助手席側の開口部が広いクルマで
  後席に畳んだ車椅子を入れやすそうでした
  ...もっとも、たしかに最初は『タント』を指定して予約したのですが
  その後「2日以上の利用で料金お得、ただし車種指定できません」
  というキャンペーンの魅力に負け、そちらに切り替えたら
  運良く『タント』が用意されたのでした(笑)

悩んだ末に、杖だけでなんとかやってみよう
ただ、優先的に駐車させてもらえるように
車椅子マークのステッカーを持ってゆきました

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ちなみに、
車椅子マークは本来「身障者でも使える施設」を示すマークで
「このクルマには身障者が乗っている」という意味ではありません
それを示すのはクローバーマークです
だから、本当は間違った使い方なんですけどね

このステッカー(プレート)は、ふだん家のクルマでも使っていたもので
前に向けては助手席側のフロントガラスの内側から吸盤で
後ろ向きにはマグネットシートタイプのをリアゲートに貼り付けていて
レンタカーでも同じように付けようとしたのですが...付かない
おかしいな? 寒いから磁力が弱まる、なんてことはないよね
位置をずらしながら試してもダメで、もしやと思い
リアゲートを指の関節あたりで軽くたたいてみると鈍い音

なんと、タントのリアゲートは樹脂製だった!

これじゃぁ付かないのも道理と諦めて、前だけの装着で過ごしました

  鳴門公園駐車場の入り口でこのプレートを見つけ
  身障者用の駐車場が先にあると教えてくれた係員さん、ありがとうございました
  おかげで『渦の道』入り口のすぐ脇に停められ、坂道を延々と歩かずに済みました


でね、
よく考えたら逆にすればよかったんですよ
つまり、後ろ向きにはリアウインドーの内側から吸盤で
前に向けてはボンネットにマグネットでつければよかったんです

つい、いつもと同じように装着することにとらわれてしまい
こんな簡単なことに気づかなかったんですね

気づいたのは、徳島から帰って10日も過ぎてのことでした (^^ゞ