20年目の「発見」
我が家はいわゆる「建売住宅」でありますが
着工前に契約したので壁紙の柄やらコンセントの位置など
自分たちで決めることができたのですね
で、さらに、これはもちろん追加費用を払ったけど
2階のトイレを温水洗浄便器にして、壁に小さな洗面台も付けたのです
今にして思えば
普通の便器に温水洗浄便座を付けたほうが良かったですね
一体型だと便座だけが壊れても丸ごと交換しなくてはなりません
...と思ったら機能部だけ交換できるそうです。
用便後に手を洗うだけなら、水洗タンクを手洗い付きにすればいいわけですが
将来的に子供たちが大きくなって朝のラッシュ時に洗面所がふさがることを想定し
歯磨きくらいだったら2階でできるようにしたわけですね
2階にもちゃんとした洗面台を置ければ、それに越したことないんですけど
先にも書いたように「建売住宅」ですから間取りも決まってたんでね
で、実際に入居して蛇口をひねると水がチョロチョロとしか出てこない
やっぱり2階だから水圧が足りないんだなと諦めて
というかワタクシ自身はほとんど使わないまま
20年が過ぎようとしていたわけです
20年前のいまごろ、壁紙の見本帳を渡されて
「正月休みの間に選んでおいてくださいね」
なんて言われていたことを懐かしく思い出しました
ところが、ですね
さきほどトイレでぼんやり蛇口を見ながら「あること」に気づいたのです
水圧が低くて水がチョロチョロとしか上がってこないんだったら
水洗タンクの水だって溜まるまでには相当な時間がかかるはずですよ
...確かに遅いようではあるけど、そこそこの時間で溜まっています
もしやと思って配管の化粧カバーを外し
ポケットの中にあった玄関の鍵の平たい部分を使って
止水栓のバルブを緩めてみました...ジャーッ
勢いよく水が出てくるではありませんか!
最初は錆が混じった赤水でしたが、まもなく澄んだ水に
なんだ、こんなことだったのか...
手洗いのボウルが小さく
あまり水量が多くても手洗い時に周囲にはねてしまうので
全開よりは絞り加減に調整しておきましたが
今まで判らなかったとはねぇ (^^ゞ
来年3月末で、この家に入居して20年経つわけですが
とりあえず朝のラッシュ時に
洗面所の取り合いが切実になったことが無かったってことでもありますね(笑)