親切な(?)本の書き込み
昨日読んでいた本は
楡周平という人が書いた『骨の記憶』でした
アマゾンの荷物が増えすぎてヤマト運輸が大変だ
という報道が連日のようにされておりますが
それをきっかけにこの作家のことを知り
つまり、運送業界に題材を取った小説が多いのですが
読んでみたら面白くって、たて続けに読んでおります
楡さんの本は人気があるのか、どこの図書館でも蔵書が多く
簡単に借りることができるのですが
これは地元の図書館で借りてきたものでした
読み始めようと表紙をめくると鉛筆で書き込みがありました
なに、これ?
書き込まれたページを探してみたら
なるほど、たしかに第六章が始まっています
図書館の本に書き込みするなんてマナー違反も甚だしいのですが
これは親切心から書き込んだのでしょうかね
それにしても、目次の欠落って...
作者や編集者が意図してやったのかとも思いましたが
全編を読み終えてみても
特にそういう小細工をするような構成でもなかったし
これは単なる校了ミスとしか思えません
天下の文藝春秋社が最初のページでやらかすとは...
もっとも、ハウツー本でもなければ
いちいち目次なんか目を通しませんからね