このGWは家の内外の片付け物をしようと思っていました
ま、大掃除で畳をめくって古い新聞に読みふけるというのは
漫画のサザエさんでは定番のエピソードですが...

ワタクシの部屋の片隅に
バンジョーのケースが
埃をかぶって置いてあります
もちろん中身も入っています、が
この家に住むようになって
開けたことがあったかな？

玄関先に持ち出して埃を払い
中身を出してみました
…弦がすっかり錆びている

実は、一昨年の夏
御茶ノ水を歩いていたときに
一軒の楽器屋に飛び込み
バンジョーの弦を買っていたのです
（地元の店じゃ手に入らないからね）
買ったままそれっきりだったのですが
今日、張り替えることにしました
ところが、意外なことに
バンジョーのケースの中に
新しい弦が３組入っていたのです

なんだ、買うことなかったんだ（苦笑）

　　　このバンジョーは
　　　もともと自分のではありません
　　　もう17、8年も前になるのか
　　　バンジョーの乾いた音や
　　　それを使った音楽が好きになり
　　　自分でも弾いてみたい時期がありました

　　　友人が２台持っているというので
　　　しばらく1台貸してもらうことになったのですが
　　　現物は、さらに別の友人から送られてきました
　　　つまり彼もワタクシ同様に借りてみて
　　　弾きこなせないからとこちらに回ってきたのです
　　　「不幸の手紙」ならぬ「不幸のバンジョー」は
　　　ワタクシのところに留まり
　　　次の所有者にも渡らず
　　　さりとて本来の所有者にも戻らず
　　　ずっと埃をかぶっていたのです

　　　しかし、ドラムヘッドのイラストは何だ...
　　　恥ずかしくて人前で弾けないではないか
　　　演奏が巧ければ
　　　それなりに冗談として笑えるかもしれないが

　　　昨年の夏、10数年ぶりに元の所有者と会った際に
　　　「ところで、あのバンジョー...」
　　　「えっ？　あれ、持ってたの？　すっかり忘れてた」

いまやワタクシが正規の所有者となったバンジョー (^^ゞ
新しい弦を張ってチューニングを済ませると
パランパランという素敵な音が響きました

さて．．．
実はワタクシ、バンジョーが弾けない (^^ゞ

むかし買った教則本を見ながら練習しようかな
三日坊主で終わる分くらいは
まだGWは残っているから

バンジョーの所有者だった友人は
ワタクシにとってオートハープの師匠でもあります

この楽器はいいよ
あまり大きな音が出ないから (^^)
夜やキャンプ場で弾いても
他人様の迷惑にならない
実際、昨年の秋にキャンプに持って行きました

それもやっぱり
ずいぶん久しぶりだったんですけどね
で、そのあと弾いていなかったりする (^^ゞ

今月末にもキャンプに行くつもりだけど
また持って行くかな


こいつもずいぶん弦が古くなっていて
取り替えれば音が良くなるとは判っているのだが
さすがに、
36本を交換してチューニングするのは気合いが必要なので
またの機会にすることにします