本日、最高裁判所裁判官の国民審査が告示されましたね
対象になるのは6人
これまでどんな裁判にかかわってきたかというと…

名前を聞いても判りません。選挙公報を読んでようやく
「ああ、あの判決を下したのはこの人だったんだ」
と思い出せればまだいいほうかもしれません

この国民審査は、投票所に行って
対象となる裁判官の名前が列記してある紙を受け取り
やめさせたい人の名前の上に×印をつけることになっています

　　以前、全員に×をつけろと煽っていた政党もあったな
　　最近はそこまで言ってないようですけど

普通の選挙では何も書かないと無効投票になりますが
これは何も書かないと信任したことになってしまうのです

ですから、興味がない人は不用意に信任してしまわないように
「投票用紙は要りません」と用紙の受け取りを拒否しましょう
でないと、信念をもって信任あるいは不信任の投票をする人に迷惑です

　　今日知ったのですが、×印以外だと無効になるそうなので
　　○をつけるのもいいかもしれません

ちなみに、この国民審査
過去19回、延べ142人が審査されたそうですが
この結果でクビになった裁判官はまだ一人もいないそうです

　　なんだか無駄なことをしているような気がしますが
　　国民にも裁判官を選べるという権利があることを示しておく
　　儀式のようなものでしょう
　　逆に言えば、おかしな判決が出たときに
　　「国民が選んだ裁判官だ」と開き直れる言い訳にもなります

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もし、この国民審査が
続けさせたい裁判官に○印をつける投票だったら...？
現状での結果は想像に難くありません (^^)
だから、決してそういう方式にはならないでしょう