今日は『マッチの日』

…なのだそうです

中学生の頃、ときどき先生にタバコを買いに行かされました
職員室の外がテニスコートになっていたので
放課後、クラブ活動の時間などに
窓の下で球拾いをやっている下級生に
用事を言いつけるのでありました

言いつけられた生徒は
学校から数百メートル離れた国道近くにあるタバコ屋まで
走ってタバコを買いに行くのです

そのタバコ屋では、いつもオマケにマッチを一箱くれました
ところがこのマッチ、タバコの着火専用なのか
普通のマッチの半分ほどの長さしかなく
小さな箱に入っていて、頭(火薬の部分)が金色でした
そしてそれが花火のように綺麗な炎だったのです

先生にはタバコだけを渡し
マッチはお駄賃代わりにポケットに
ときどき擦ってみては綺麗な光に喜んでいました

…今だったらトンデモナイ話でしょうね
  公私混同した上に
  未成年者にタバコを買わせるなんて


大学生の頃は、喫茶店のマッチを集めたなぁ
旭川の『男爵』という喫茶店のマッチは
いわゆるブックマッチのスタイルだったけど
軸の部分が紙ではなく木(板?)で
すごくお洒落だった

引き出しに一杯溜め込んだけど
全部処分してしまったなぁ


考えたら、今
我が家にマッチは一本も無いぞ