ホクトタケ

今日の昼間はすがすがしい秋の青空でした
こんな素敵な空を職場の窓から眺めているのは残念でしたが
それはさておいて...

ワタクシ、秋の青空を見ていると
なぜか「今月はキノコ事故防止月間」と書かれた垂れ幕を思い出してしまいます
これを見たのは、記憶違いでなければ、信州の上田西武(当時)の壁でした

  ○○西武というのは 西友系の西武デパートだったそうですが
  西友がウォルマートに買収されたりとかモロモロの事情で
  西友系の西武デパートはLIVINに名称変更になったそうです

キノコ事故防止月間…食に対するバイタリティ豊かな信州人らしいなと
妙に納得したものでした
佐久のほうじゃベニテングダケを食べるというし
先週末にもツキヨタケの入った鍋を食べて6人が食中毒ってニュースが
…あ、これは埼玉からの宿泊客だった

あの頃、用があったのは上田西武ではなく
駐車場をはさんだところにある飯島商店
  店舗は駅前通りに面しているけど
  駐車場がこっちにあった

当時はよくジャムを買い求めに立ち寄ったのでした
でも、今は飯島商店に行くのは正月だけ
ジャムはもっぱらツルヤというスーパーのオリジナルを買ってます

で、このツルヤに行くと白くて大きなキノコが売られていました
ほかでは見たことが無いこのキノコの名は「ホクトタケ」
どうやって食べていいのか判らないのでいつも眺めるだけにして
カリフォルニアレーズンやらむきぐるみを買って帰ってきていたのです

数年前ほどから地元のスーパーで「エリンギ」を見かけるようになりました
これがかつての「ホクトタケ」にそっくりなんですね
でもって、「エリンギ」を栽培している会社の中でも有名なのが『ホクト』

あれっ?

なんかこれって関係あるような気がしてたんですが
ある日直接問い合わせてみました
すると
「以前はホクトタケという名前で出荷したこともあります」というご返事
きっと「エリンギ」という名前が一般化する前に
これじゃ受け入れられそうにないって思って
自社名をもじった名前をつけてみたのでしょうね


むかし何かで読んだのですが
ご飯を炊くときに「松茸の味お吸い物」を炊き込んで
松茸ご飯もどきを作ろうというのがありまして
このとき使うキノコがマッシュルームだったわけです
ま、当時としては缶詰で簡単に入手できるので
それを勧めたのでしょうが
今ならエリンギを使うと歯ごたえなんかも
それっぽくできそうな気がします


偶然にも今夜のおかずの中にエリンギ(旧ホクトタケ)があったのですが
すでに加工されて写真どころではなかったので
先日ツルヤで買ってきたジャムを紹介します
桑の実、くるみバター、りんごバター…はいいとして
紫いもとバナナバターってのはどこが信州土産なんだと言われそうですね (^^ゞ

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