今日は『レモンの日』
…なのだそうです
サンキストが販売促進のために制定したのかと思ったら
高村光太郎の妻・智恵子が亡くなった日なのだそうです
精神を病み、さらには結核も患っていた智恵子が
教科書に載っていた『レモン哀歌』の中で
智恵子はもとの智恵子となり
トパアズ色の香りの中で他界した日が今日なのですね
…せつないなぁ
せつないと言えば、数日前のニュースで見たのですが
梶井基次郎の小説『檸檬』の文庫本がバカ売れしているのだそうです
ただし、丸善の京都河原町店だけで
というのも小説の中で主人公が京都の町をさまよい歩き
丸善で手にしていたレモンを美術書の上に置き立ち去るくだりがあって
それで丸善が有名になったそうなのですが(1925年)
その丸善京都河原町店が今月10日で閉店するというので
小説に登場する店は現在地とは場所が違ったらしい
記念に買い求める人が4月の閉店決定後から増え始め
1日に50~70冊売れる日もあって在庫が底をつき
ついには1,000冊を仕入れて平積みしたらしいです
…本が売れるのはいいけれど、閉店の記念ではねぇ
今日が『レモンの日』と聞いて落合恵子さんを連想した人…はいませんか?
ワタクシも「レモンちゃん」世代のギリギリ最年少くらいですが
あまり深夜放送は聞かなかったなぁ
それよりも
御茶ノ水の聖橋から神田川を見下ろしていると地下鉄丸の内線の電車が
川を横切って行くのが見える、というシーンを思い出してしまうのですが
これはどうも、さだまさしの歌の影響でしょうね