今日は『民間航空記念日』

…なのだそうです

ワタクシが初めて飛行機に乗ったのは1962年でした
当時としては珍しい体験だったと思いますが
なにぶん、自分も幼くて記憶がありません (^^ゞ

その次に乗ったのが1964年
これは何となく覚えているような、、、
いや、飛行機そのものよりも強烈に覚えていることがあります

そのときは板付(福岡)から伊丹(大阪)まで乗ったのですが
伊丹空港のターミナルで荷物がベルトコンベアーに載って流れてくる情景を
今でもハッキリ覚えています

そのときワタクシが思ったのは
「わざわざ飛行機に乗らなくても、人間もこれに乗ればいいじゃないか」
えっ? どういうことかって?
つまり、、、
荷物は飛行機を使わず地下のトンネルをベルトコンベアーで運ばれてきた
幼心にそう思い込んでしまったのです
ついでに、日本中の飛行場は荷物用の地下道で結ばれているとも思ったわけですね

冷静に考えれば
あんなにゆっくり流れているベルトコンベアーの荷物が
飛行機に乗ってきた人間と同時に大阪に着くわけがないのですが
子供だから福岡と大阪がどれくらい離れているか
飛行機がクルマや列車と比べてどれだけ速いか
なぁんて認識がないのですね

でもまぁ地下のトンネルをベルトコンベアーで運ばれてゆくのは
暗くて寂しいだろうから
だから人間は使わないのだろうなと
ひざを抱えるようにしてベルトの上に座っている自分の姿を想像しながら
かなり長い期間、そう考えていたのです

3度目に飛行機に乗ったのはずいぶん時間が経って1973年でした
その頃には、あれは誤解だったと気づいていたと思います

大学生の頃だったかな
窓際の席に座って下を見ていたら(まだ出発前です)
偶然自分のバッグが積み込まれるのが見えて
安心すると同時に、少しがっかりしました


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余談ですが、上の写真は1989年に初めて外国旅行をした際に
新潟空港で見たアエロフロートの貨物機です…これが民間航空機?
地上が見やすく作られた窓に機銃座を取り付けたら
戦争映画で見た爆撃機そのままですよ