今日は『東京天文台設置記念日』

b0040498_074284.jpg

…なのだそうです

東京天文台というと、三鷹にあるやつだなぁと
行ったことはないけど知識としてそう思っていました

ところが、今日初めて知ったのですが
今あるのは「東京天文台」という名称ではなく
「国立天文台・三鷹キャンパス」というそうです
で、国立天文台というのも、ある特定の施設ではなく
全国各地、いや、今はハワイにまで観測所を持つ組織体のことのようです
そして、さらに「大学共同利用機関法人・自然科学研究機構」
という上部組織があるらしいです

やっぱりこういう基礎科学というのは
地道で費用もかかるし、成果がすぐに銭に結びつくわけでもなさそうだから
国が面倒見なくっちゃいけないかなぁと思うわけであります
学術的な意味でね

ただ、天文台というところは暦をつかさどる機関でもあります
昔から時と暦をつかさどるのが権力者・支配者だったという歴史的な流れもあり
そう思うと学術的というよりは呪術的な意味もあるのかと思えてきます

宇宙の果てはどうなっているのだろう? 生命の起源は?

最先端の科学を駆使して答えを追えば追うほど
哲学的というか、宗教的というか
逆に人間の内面という精神世界の部分にアプローチして行くような
そんな気もしてきます


星空をじっと見ていると
やがて距離感がなくなってしまい
手を伸ばせば届きそうに見えてくることがあります

でも、宇宙に包み込まれるひと時を感じるのは
数年に一度くらいかな…やっぱりワタクシは無粋な人間です

写真は、長野県にある野辺山宇宙電波観測所です
ワタクシはヘソ曲がりですから
あえて天体望遠鏡の写真を載せなかった、のではなく
著作権を意識したら、自分で写したこの写真が無難だったからです
やっぱり無粋ですね (^^ゞ