今日は『シルバーラブの日』
…なのだそうです
いつもは題名を見ればだいたい判るし
それに、直接関係ないことを書くことも多いので
記念日の由来はいちいち書かないようにしているのですが
今日は書かないと判りにくいですよね
1948(昭和23)年、歌人の川田順が弟子の大学教授夫人とともに家出。当時、川田順は68歳で、3年前から続いていた教授夫人との恋の行く末を悲観して、死を覚悟しての行動だったが、養子に連れ戻された。その後2人は結婚した。
永六輔さんの本で(それとも講演だったかな)老人ホームのお年寄りたちに
「ご自分で、今は何歳くらいだと感じていますか?」という質問をしたところ
25、6歳くらいという答えが返ってきたという話がありました
「年寄りがいい歳をして破廉恥な事件を起こすことがあるけど
25、6の若造がやったと思えば納得がいく」
最初この話を読んだか聞いたかしたときは、ワタクシもまだ若かったので
ふぅん、そんなものかなと思っただけでしたが
今なら判ります。いや、共感できると言ってもいいですね
だって自分自身もそれくらいだという自覚しかないのですから
結局自分で自分は外から見えないんですよ
鏡があるといっても、自分の脳というフィルター越しに見ているから
決して客観的になれない
自分はずっと自分だし、親兄弟も相対的に歳をとらない
自覚している年齢は肉体的にピークに達した頃で停まってしまうのですね
確かに知識や知恵はその後も成長しているでしょうが
それを知覚する自分も一緒に歳をとっているから
意識として歳をとったという感覚が無いのです
…ようやく判りました
と書いたものの、近頃とみに目が悪くなりました
PCの画面に向かうことが多いので気づくのが遅れたのですが
字を書いていると手元がぼやけるのです
最初は暗いからだと思ったんですよ
ところが、顔を遠ざけるとピントが合うと知ったとき
ショックでした…これが老眼なんだ
その後、さらにメガネを外したほうが近くの文字がよく見えることに気づき
今では恥も外聞も無く小さな字を読むときはサッとメガネを外します
そして、遠くを見るために顔にメガネを戻したとき
順応するまでに数秒かかる時間の長く感じることときたら…
今、まだ25、6歳のワタクシは借り物の肉体を使って生活をしています
コメント
yattokamedagaya
何でわざわざシルバーラブなんてカタカナ語なんでしょう?
日本語にすると生々し過ぎるんでしょうか。
でもこういう意味での「シルバー」の使い方は、英語圏ではしないらしいから
日本語と言えなくもないのかな。
TodomatsuHouse
「シルバーエイジ」という言葉はいつごろから使われたのでしょうかね?
少なくとも昭和23年には無かったはずで
じゃぁ誰が「シルバーラブ」と名づけたのか?
日本語だと「老いらくの恋」…いや、本当にこの事件で生まれた言葉だそうです
今思ったけど、シルバーシルバーって、ハゲの人の立場はどうなるんだ