眼前に広がる...
高尾山は自然が豊かでハイキングコースとしても有名ですが
薬王院まではケーブルカーやリフトを使って登れます
ワタクシもスーツにネクタイ、革靴でした
往きは皆と一緒にケーブルカーを使ったのですが
帰りは一人で歩いていたのでリフトを使ってみることにしました
これなら待ち時間ゼロですし、必ず座れます
お神酒も入っているので酔い覚ましにちょうどいいかな (^^)
往きのケーブルカーも、日本最大斜度とかで迫力あったけど
下りのリフトっていうのもなかなかのスリルですねぇ
遥か下にゴンドラが続いているのが見えるし
目の前には八王子の街なのかビルも見えます
大学生の時分によく北海道に行き、札幌・宮の森のシャンツェも何度か訪ねましたが
あのジャンプ台に立った時のことを思い出しました
てっぺんからは着地する斜面は見えず、眼前には札幌の町が広がっている、あの景色を
そういえば
ワタクシが訪ねた頃の宮の森シャンツェ、というかジャンプ台全般は
てっぺん近くの両脇に3ヶ所ずつくらいスタート用の入り口みたいなのがあって
その日の雪質や風の具合によってスタート場所が決められ
選手はそこから飛び出してきたものでした
コースの中央あたりでタンタンと足を踏み換えて正面を向き
踏み切り位置に向かって滑って行くのでした
ところが、いつの頃からか
ジャンプのスタートってコースを横切るように渡した棒に座った状態から
立ち上がって滑り出すようになっているんですね
で、その位置まで行く選手の姿が
まるで「もう少し詰めてください」と言われてベンチを横ずさりしているみたいで
ハッキリ言って格好悪く思えてなりません
何でそうなっちゃったんですかね?
横から出てくると、向きを変えそこなう選手がいるから? まさかね
理由はともあれ、あのスタートを見て以来
ジャンプ競技に対する関心が消えてしまいました
八木弘和選手のジャンプを踏み切り位置の真横で見て
飛んで行く後姿を見送ったときは感動したものでしたが...
コメント
suzume-ya3
リフトって下りのほうがスリルありますよね~。
あのスタートの仕方って、飛び出して向きを変えて・・・っていう動作の上手下手で、助走(助走っていうのかな?)をフルに利用できる選手と、ロスが出てしまう選手の差を失くすものじゃないかしら?
それだって競技の技のうちだけど・・・。
ヨーロッパ勢は日本が強くなると、自分たちに有利なようにルール変更しちゃうから(笑)
器用さが大きな要因にならないように、スタート変えちゃったんじゃないか?な~んて。かってな想像をしちゃいます(笑)
TodomatsuHouse
▽雀屋さん
いやぁ、あそこのリフトは傾斜がきついので
前かがみになって下を見ようという気持ちが湧きません
もし落っこちたらどうしよう、ってね
ジャンプのスタートは、横から飛び出してくるスタイルのほうが
気合が入っているようで好きなんです
どうも今のスタイルは「どれ、ぼちぼち行きますか」みたいで
しまらなく思えるのですね
ワタクシがナマで見ていた頃に聞いた話では
ジャンプ台の階段をスキーを担いで一歩一歩登って行くことで
気合を入れて気持ちを高めて行くのだそうで
エレベーターで一気に上まで上がってしまうと
練習を積んだ選手といえども怖くて足がすくんでしまうということでした
逆に言えば、あんな気軽な格好からスタートする今の選手のほうが
肝っ玉が座っているのかもしれません