新鮮な顔ぶれ
とまぁ昨日は『ALWAYS 三丁目の夕日』を見てきたわけですが
正直言って、出ている役者さんは知らない人ばかりでした
主演の吉岡秀隆クンにしたって子役の頃しか知らないし
しかも今回はメガネをしているものだから
ラストでメガネを外すシーンを見るまでは本当に彼なのか判りませんでした
薬師丸ひろ子サンも『野生の証明』でしか知らなかった女優さんです
あの時はちょっと陰のある少女だったけど
今回は明るく優しい日本のお母さんという役どころで
でもまぁ面影があるから同一人物なんだろうな
あとは皆、初めて見る役者さんばかりでした
まぁ、その役者さんの名前や顔を知っていようがいまいが
今目の前で演じている役どころを見るのには関係ないし
むしろ知らないほうが妙な予備知識や先入観が入らないから良いのかな
ですから役者さんが演じているというよりも
その人の人生そのものを見ているような気持ちになってしまうのですね
…ドラマに入り込んでしまうタイプなのかも
でまぁ、昨日も映画が終わって最後にエンドロールが流れて行くのですが
ぼんやり見ていたら「三浦友和(特別出演)」とあるじゃぁないですか
へぇ、どこに出てたんだろう?
特別出演ってあるから、どこかでチラッと出て台詞も一言くらいだったのかな
とんでもない! 帰りに買ってきたパンフレット見たら
あの重要な役を演じた、もちろん台詞もいっぱいある
恰幅のいい初老に差しかかった男が三浦友和サンだったのです
…全然判らなかった (^^ゞ
これはもうメイクが巧いというよりもワタクシの目が節穴なのでしょう
とはいえ、ワタクシが知っている三浦友和サンというのは
東宝の青春スターの三浦友和サンですから
あんなおじさんが出てきても三浦友和サンには見えないのですね
自分だって干支の4巡目がもうじき終わろうとしているのですから
彼だって一緒に年とって中年になっているはずなんですけど
自分は自分で気持ちの上ではいつまでも変わらないものだから
周りも年をとるということが感覚としてつかめないのですね
ひょっとすると、根本的に人の顔を覚えるのが苦手なだけかもしれませんが
コメント
yattokamedagaya
その頃共演していた、彼の奥さんが
我々と同い年だと思えば実感できるかもしれません。
tutty0603
ぷぷぷー、まつおさん、ナイスです!
まるで浦島太郎状態ですね。
私なんてテレビばっかり観ていますから、まつおさんの記事を読んでいておもしろいなぁと思います。
一生懸命(たぶん)作った映画やドラマもどんなに大ヒットになろうとも、全く観ていない人のほうがダントツに多いということ。
そうですよー、三浦さんは他の作品でもいい味出しています。
この映画は観ていませんが原作も、ほのぼのしていて昔からの大ファンです。
suzume-ya3
あー、三浦友和さんはワタシも「カーネルおじさんになっちゃってる!」なんてビックリしました。まぁメイクなんでしょうけれど。
三浦さんは、なんていうか一昔前の2枚目って感じがします。
でも「玄人ウケするいい役者」だと某映画評論家さんがおっしゃってました。
TodomatsuHouse
▽かめさん
彼の奥さんって、それこそ高校生の顔しか知りませんから
自分と同じ年頃だと言われても…自分が高校生に戻った気分になってしまいます(ムシが良すぎますね)
自分の妹が40歳過ぎているというのも全然実感が湧かないし...
やっぱり人は目ではなく脳でモノを見てるんです
TodomatsuHouse
▽ツッチーさん
記事を書いていて思ったんですけど
なまじ役者さんの顔や名前を知らないほうが
ドラマそのものが楽しめるような気がします
渥美清サンなんか「寅さん」のイメージが強すぎるから
『八ツ墓村』で金田一耕介を演じても
いつ「けっこう毛だらけ」って啖呵を切るかと期待しちゃいますからね
ま、知らないというのにも程度がありますけど (^^ゞ
TodomatsuHouse
▽雀屋さん
そう、カーネルおじさん! …映画を見てて
どこか別のところで見たような人だと思ったんですが、彼です(^^)
しかし、明日からケンタッキーの前を通るたびに思い出しちゃうな
ビダン
「三丁目の夕日」見られましたか!
ワタシもちょっとノスタルジックな映画館で見たので
年配のお客さんが多かったのですが、皆さん鼻をグズグス
鳴らして泣いておられました。
中盤からエンディングにかけてはズルイですよね。
小さい子供や孫なんかいるヒトは絶対泣いてしまいます。
ワタシも例にもれず、映画で久しぶりに大泣きしてしまいました。
原作は、ご存知かもしれませんが短編集なのです。、
その中に『ユースホステル』というタイトルの作品がありまして、
内容は、学生時代からユースホステルにはまった女の子が、
職場の同僚と恋人同士になるも、旅先で知り合った男の人と
同じユースに泊まる話を、ユース「ホテル」に泊まると勘違い
されて失恋。しかし、恋人もユースの会員となって旅するうち
に誤解が解けてメデタシメデタシという話なのです。
機会があればご一読下さい。
確か旅情庵にあったような気がするのですが定かではありません。。
TodomatsuHouse
▽ビダンさん
こちらの映画館でも、2回目の上映で入ろうとしたら
最初に見た人たちが口々に「良かった」と言いいながら出てきてました
原作の漫画は、連載が始まったころに少し読んだだけで
その後は…だって立ち読みしながら泣いちゃったら恥ずかしいじゃないですか