最終日は由緒正しく

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この時期になるとよく聞かされるのですが
「ゴールデンウィーク」という言葉は
もともと映画興行の業界用語で
映画産業華やかなりし頃は
盆と正月に並ぶ書き入れ時であったそうです

で、由緒正しくGWを締めくくるべく映画館に行ってきました
見てきたのは『博士の愛した数式』…ムスメのリクエストなのです

ここでも時々書いていますが
昨年の『タカダワタル的』以来、映画を見るようになって
なにせその前から20年くらいブランクがありますから
役者さんがみーんな違って見えます

今日の映画も吉岡秀隆クンが出ているのですが
彼本人よりも、子供時代を演じた子役の方に
かつての諏訪満男クンや黒板純クン(これはTVだった)の面影を感じる始末です
  母親とのふれあいからいうと風見武志クンを思い出すな

主演の寺尾聰さんは以前より頬骨が目立たなくなったような
いや、頬骨が目立たなくなったといえば浅丘ルリ子さんもそうですね
かつての「体重が軽くて自動ドアが開かない」というエピソードがウソのようです

そうそう、浅丘ルリ子さんといえば
映画が終わってクレジットのキャストやスタッフの名が流れるのですが
ヘアー・メイクさんの名前に続いて
「浅丘ルリ子ヘアー」という専任の役どころがあるのには驚きました
そんな特別なヘアースタイルとは思えないんですけどね
…塩沢ときさんや黒柳徹子さんなら解るけど
やっぱ大女優は違うなぁ

  ストーリーや作品の味わいなんてのは
  ほかの人も書いているでしょうから
  きわめて個人的なつまらない感想だけを書いています (^^ゞ

ともあれ寺尾さんの「はにかんだような笑顔」は健在でした
ワタクシ、この人がよく演じた「純朴な田舎の青年」という役どころが好きでしてね
この映画も深く見ればいろいろあるのですが
この人に関しては、飄々とした笑顔を見るだけでいいのです

今日は天気は悪かったけど
ほのぼのとしたいい時間を過ごせました