ホームドクター

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昼休みに、ムスメが蜂に刺されたという知らせが入りました
取り込んだ洗濯物の中に紛れ込んでいたようです

昔だったら「そんなもん、ションベンかけろ」とまでは言わなくとも
「キンカン塗って、また塗って」と言っていたかもしれませんが
今は蜂の毒(蟻酸?)もさることながらショックの心配もありますからね
無難に医者に行くように勧めました

「どこの病院に行けばいい?」
「いつもの先生でいいよ」
「でも…この時間だと昼休みの休診時間じゃないかなぁ?」
「だったら電話してから行ってみろよ、先生がいれば観てもらえると思うから」

実際のところ午前中の診療が長引いていて
ムスメも診てもらうことができたそうです

「抗生物質を処方してもらったけど
 容態が変わるようだったら皮膚科か日赤に行けって」


最近はいろんな診療科目があって
この病気にはどの医者にかかればいいのか
判断に苦しむことが多いです

考えると面倒くさいので、とりあえず近所のクリニックに行って
その先生にとりあえずの処置をしてもらって
専門医や的確な診療科目を教えてもらうのが一番手っ取り早い
…最近はそう思っています

ホームドクターなんて横文字を使わなくても
「かかりつけ」という言葉があるじゃないですか


ムスメの蜂刺されも、これで収まりそうだと一安心したら
子供のころ、母親が蜂に刺されたときのことを思い出しました

あのとき、母親は家とは目と鼻の先に会った内科医に行きました
そこで何がしかの治療を受けて出て来る時
ドクターのお母さん(当時すでに老婆)が母親を呼び止めたそうです
そして庭先に生えていた草の葉をちぎり...

「これを揉んで刺されたところに当てておきなさい。効くから」