今月は忙しくなると言いながら
今日は午後から江南町のホテル・ヘリテイジに併設されている
『四季(とき)の湯温泉』に行ってきました
ここはいつも東松山ICへ行くときに前を通るのですが
建物は道路から奥まったところにあって見えないので
どんなところか興味はあるものの行ったことがなかったのです
温泉のチェックインはホテル棟とは離れた宴会棟にあり
中に入ると立派なホールに驚きました
まるで有名観光地の『○○グランドホテル』みたいで
こういうと失礼ですが、どうしてこんな何も無い田舎に...と思ったのです
さらに長い廊下を歩いて温泉棟へ
脱衣場で服を脱いで浴室に入ったら、なんと床が畳張り
ホテルのブログによると11月半ばに改装したそうで
もちろん本物のイグサではありません
これからの季節、足が冷たくならなくっていいかもしれませんが
慣れないと「ここで水をかぶっていいの?」と落ち着きませんね
内湯の檜風呂や、屋外にあるジェットバス、露天風呂は
なかなかしっかりした設備でしたが
昨今は自治体が建設した日帰り温泉だってこれくらいは珍しくありません
でも、ここのウリは『混浴大露天風呂』であります
露天岩風呂のさらに先に、それはありました
いくつかの露天風呂が作られたゾーンの奥に岩壁がそそり立ち
二筋の滝が流れ落ちています
それに並んで一本の細いお湯が下の浴槽に…落差9mの「打たせ湯」です
これはやっぱり男女平等に利用できなくてはいけませんよね
そのためには「水着着用」もいたしかたないでしょう
いや、最初は「健康増進を目的としたクアハウス」みたいで嫌だなと
正直なところ思ったのですよ。水着で風呂に入るのは落ち着かないし...
でもね、ウチもそうですが家族で入ったり
カップルで入って和やかに談笑できるというメリットは
水着を着なくっちゃという鬱陶しさをしのぎます
家族そろって風呂に入るってことは今の住宅事情ではなかなかできないし
それにカップルでドライブして温泉に寄っても、それぞれ一人ずつ入るのでは
温泉を味わうというよりは、黙々と身体を洗うだけになってしまいそうです
どれくらい人が来ているのか心配でしたが
我が家が行ったときは、他に一組か二組だった大露天風呂も
少しずつ入浴客が増えてきて
それぞれ和やかに過ごしているのは
自分のトコだけではなく、他のグループの様子を垣間見ていてもいい気分でした
目のやり場に困るようなカップルもいましたが
結局一時間ほど大露天風呂で過ごし、女性陣と別れて
サウナやジェットバスを味わって脱衣場から出てくると
すでにツレアイの手にはビールのグラスが…あ、先を越された
二人で呑んでしまうとクルマを運転して帰れなくなるので
ワタクシは仕方なく…いや、喜んで風呂上りの定番「フルーツ牛乳」です
ところで、このホテルは一昨年の秋
例の国体の時に天皇皇后両陛下が泊まってるんですね。それも2泊
いつも仲睦まじいお二人ですから、きっとここでも仲良く大露天風呂に
…ってことはなかったでしょうなぁ。お気の毒です
それともうひとつ気になったのですが
露天風呂を囲っている板塀の外に、たぶんボイラー室と思われる小屋があったのですが
その屋根の上に妙な機械が載ってるんですよ
ワタクシ、アルペンスキーをやらないからよく判りませんが
ゲレンデに置いてあるスノーマシンに似ているような気がするんです。人工降雪機
…ひょっとして
もう少し寒くなったら人工雪を降らせて雪見風呂を演出してくれるのでしょうか?
このスケールの大きな露天風呂でそこまで楽しませてくれたら
1,980円の入浴料は安いと思いますね。充分納得のゆく価格です…一般論として
でも正直言って、自分のフトコロから払うには高いよぉ!
実は今回は「無料券」というものが手に入ったのですよ
だからこそ行ってみたわけなのですが
フロントでタオルを借りたり、飲み物を飲んだりしたから
そこそこの費用はかかったわけですね
でもまぁ公共の立ち寄り湯程度の費用でのんびり楽しめましたから
良かったと言えば良かったわけなのですが
「また行きたい!」という気持ちが芽生えてしまったのが困り物です
次は全面自腹ですから
温泉の様子は⇒このサイトが詳しいです