猫まんま
この夏購入した中川イサトさんのCD『あの日の風』の一曲目
『吉祥寺1972』という歌の中に次のような一節があります
中道通りを少しばかり行くと あのバンビって洋食屋が
その後ゆくのは決まっていたよ そうあの武蔵野火薬庫
ねこまんまに電気ブラン そうあの娘も働いてた
いつも酔っぱらってた田中さん 今頃奴はどうしてんだろ
武蔵野火薬庫というのは、もちろん米軍や自衛隊の施設ではなく
日本フォーク史や吉祥寺若者文化史を語る上では欠かせない(と自分では思っている)
あのライブハウス『ぐゎらん堂』のことだそうです
「ねこまんま」「電気ブラン」というのは
そこで提供される酒類の俗称だと思っていたのです
「猫まんまって、ご飯にお味噌汁をかけたもののことでしょ?」
耳を疑いましたよ…数年前のことです
それって、犬のご飯だよ。子供の頃シェパードを飼っていたけど
ウチのも、近所の犬も、みんなそうやって食べさせていたもの
猫まんまってのは「ご飯に鰹節と醤油をかけたもの」のことですよ
だいいち猫に鰹節はつき物じゃないですか
とキッパリ断言したかったのだけど、意外や意外
このサイトによると、味噌汁かけご飯が多数派なのです
鰹節醤油派28.6%に対し、65.3%と絶対多数
うーむ...
貴方も味噌汁ご飯派ですか?
「猫まんま」「電気ブラン」でネット検索したら
こんなブログ記事がヒットしました
まさしく『吉祥寺1972』の実体験談です
でも、猫まんまのディテールについては書かれてないのですね
はたしてこの島田さんや、イサト師匠、高田渡さんたちが食べた猫まんまは
味噌汁ご飯か、鰹節醤油か、どっちだったんでしょうかね