軽井沢氷彫刻国際展2007
昨日『軽井沢ウインターフェスティバル2007』の最終イベントとなる
『軽井沢氷彫刻国際展2007』を観てきました
このイベント、昨年も行くつもりでしたがインフルエンザで断念したのでした
それで今年こそはと行ってきたのでしたが
たとえば札幌雪祭りのような大掛かりなものを期待してはいけません
確かに軽井沢は名が通った観光地ですし
夏ともなればまるで東京が引っ越してきたような
独特の高級さを漂わせている町ですが
規模だけを見ると人口1万8千弱の田舎町です
そういう小さな町の地域のイベントとして観たほうがいいのかもしれません
あ、決して馬鹿にして言っているのではなく
全国から観光客を集めようと作られたイベントではなく
地元の人たちが主体となって楽しみ、訪れた人たちも地域の祭りに出会うような
そんなほのぼのとした温かみのあるイベントとして味わった方がいいのかなと思うのです
そう思ったほうが
同時開催の『軽井沢オリジナルケーキデザインコンテスト』の垢抜けなさも楽しめます
しかし、そこは名だたるお菓子屋や名門ホテルのある軽井沢
展示や運営は素人臭くても、個々の作品はしっかりしているからあなどれません
さて、話を戻して氷彫刻ですが
「国際」と言うだけあって内外の作家による力作が並んでいます
ライトアップされた夜間の展示を見られなかったのは仕方ないとしても
暖冬の最終日ということもあって、いくつかの作品が壊れていたのが残念でした
あらかじめ覚悟していたほど融けてはいませんでしたが
氷像の腕や頭が落っこちていたのは痛々しく思えました
会場は矢ヶ崎公園に沿った道路
北側の車線を歩行者専用の通路にして、中央分離帯を境に南側に氷像を並べてあります
日当たりを考えたらこうなってしまうのは理解できるのですが
氷像が道路に沿って南側に並ぶ建物の陰になる
以前から写真で見て気になっていたのは
「南側にある店はどうなるの? お客さんが入れなくなってしまうのでは?」
ということだったのですが、行ってみて納得しました
ちゃんと氷像の脇を通り抜けられるようになっているんですね
早くも今年2度目のフレスガッセ
食事する時間帯ではなかったので家で食べるためのソーセージを買ってきました
ステージではいくつかショーをやっていたようで
我が家が通りかかったときは「火吹き」の大道芸でした
カメラを構えてタイミングよくシャッターをきれたと思ったのですが
家に帰ってから見たら…肝心の芸人が写っていませんでした (^^ゞ
そうそう、休憩用のテントの中であめ細工もあったんですよ
いやぁ、巧いものです。ものの1、2分で手の中の飴が見る見る形になってゆく
食べるのがもったいないくらい
ポケモンのキャラクターをレパートリーに入れたりして
常に研究を怠らないんだろうな…あ、まだ柔らかい飴って熱いんだろうな
さりげなくやって見せているけど、大変な技量が要るのでしょう
これで300円は安いな…でも1、2分で300円とはいい商売?
夕暮れも近づいていたので、今回は旧道には寄らずに帰ってきました
もっとも、以前は軽井沢というとフレスガッセで食事することだけが目的で
この通りから北には縁がなかったので
昔に戻ったと言えばそれまでなんですけどね
今回は、あっさりと遊んできた軽井沢でした
コメント
エンドウマメ
飴細工のお店、昔は縁日などで見かけたのですが
最近は、ご無沙汰・・・ですね。 熱い飴を
加工されるのは大変ですし、食べるのが勿体無い。
今日の京都は、最高気温が13.8℃もあって
軽井沢ではここまで暖かではないでしょうが
暖かいと氷は溶けてしまいますよね。
わかさぎ釣りも、大変かも。
やっとかめ
微妙なバランスにするのが腕の見せ所なんじゃないかといつも思っているんですが、
氷の彫刻も流行があるんでしょうか?
今回は(写真だけ見ると)高速シャッターで空中に止めたような造形が多いような。
それにしても「個人戦」、戦って言うんですかね。こういうアート系も。
まあ、競技には違いないんだけど……。
まつお
▽エンドウマメさん
自分の場合は幼い頃の記憶に飴細工はなく
それよりもしんこ細工を覚えているのですが
今はしんこ細工の職人さんが一人くらいしかいないようです
いずれにしても、ある意味贅沢な駄菓子ですね
ところで、独りでやっている商売ですから
代金の受け渡しも同じ手でやっております
えっ、その手でそのまま飴を触るのぉ!?
…駄菓子ですから気にしちゃいけないのでしょうね(笑)
▽やっとかめさん
「個人戦」…気になりますよね
友人で、学生の頃に社交ダンスをやっていた人がいるんですが
「試合」って言葉を使うので凄く違和感を感じていました
「試合(マッチ)」という言葉よりも
「競技会(コンペティション)」という言葉の方が
正しい使い方ではないかなぁ
一対一の勝負するわけではないのだから