和菓子のタルト
数日前の『新しい一年が...』の記事中で
「イトーヨーカドーに行ったら『恵方タルト』が売られていた」
という話を書き、また、雑談などでも話題にしていたのですが
いく人かに「???」という反応を示されてしまいました
えっ? タルトって知らないの?
ゆずあんをカステラで巻いた生菓子で、ロールケーキのカステラ版ですね
だからこそ「恵方巻き」のパロディというかバリエーションになるわけです
もっとも、子供の頃に食べていたのはそこまで高級な材料を使っておらず
もっと安っぽい駄菓子に近いものでしたが
ワタクシの場合、タルトといえばこれしか知らなかったわけですよ
16年前に新婚旅行でパリに行くまでは
パリの街を歩いていて、ガイドブックで調べていたのかツレアイが
「ここでタルトを買って行こう」と入った店で見たのが
ワタクシの知っているタルトとは似ても似つかぬ
皿状に焼いた生地にクリームや果物をのせた菓子だったのです
調べてみたら、ワタクシの知っているタルトはポルトガル語(torta)が語源だそうで
パリで見たものはフランス語(tarte)なんだそうです
で、このポルトガル語のタルトっていうのは
愛媛県松山市の郷土菓子ということになっているのですが
ワタクシ、四国には住んだことはおろか訪ねたこともないのですよ
でも子供の頃はスライスしたものを袋菓子などでよく食べていた記憶があるし
だからこそ「タルト」というのはこれだと思っていたわけで
そのあたりの普及度というのが気になっております
なお、「タルト」と名称および外観が類似した食品に「ナルト」というのがありますが
両者において関係はなさそうです (^^ゞ アタリマエか...