スキー日和・再び
ひな祭りの日曜日、再び奥日光に行ってまいりました…たぶんその日は疲れて記事をアップできないと思ったものですから、お寿司の話を「指定日投稿」で予約しておきました (^^ゞ
先週行ってみたら楽しかったので、また行きたいねと思ったものの、やっぱり次の日はゆっくり休みたいので連休の初日に行きたいのですね。で、カレンダーを見たら3月で土曜日が休みになるのは3日と24日しかなく、だったら身体がスキーを思い出したばかりで気分もノッている3日がいいだろうと、今回は息子と二人で行ってきたわけです。
先週は途中で引き返したけど、今日は光徳沼から逆川に沿って光徳入り口のバス停まで行き、国道に沿って三本松、そしてアストリアホテルまで行く、かつての奥日光XCスキー大会「ハイキング5km」のコースです。
このあたり、年々シカによる食害が深刻になっているらしく、これまでも木の幹にネットを巻いて防護してあったのですが、今は万里の長城よろしく林の中にネットを張り、シカが戦場ヶ原に出て行けないように仕切ってありました。ハイキングコークの遊歩道もネットでふさがれていますので、くぐって行かなければなりませんでした…先週はここで折り返したんだったよね。
午後は山の方に行ってみることにして、頭の中には2パターンのコースがあったのですが、息子に「どっちがいい」と尋ねた結果、やはりスキー大会で滑ったコースに行くことにしました。これで「ハイキング10km」走破ということになりますが、5kmの部しか出たことのない息子にとっては山王林道から先は未知のコースです。そしてこのコースは、ここからが醍醐味を味わえるのです…イヒヒ。
林の中を下って90度左折してその先で右へ、さらに左右に緩いカーブが続くのですが、初心者の皆さんは最初のカーブで全滅します。菅平のゲレンデで自信をつけた息子も、ここを下るのに30分かかってしまいました。
いちおうワタクシは転ばずに滑ってきたのですが、息子に撮ってもらったムービーを見たら、へっぴり腰ですなぁ…これでは偉そうなこと言えません (^^ゞ
あとから滑って行ったワタクシもカーブのところで息子に追いつきます。さて、ここから光徳牧場を見ながら山腹を下って行くのが最後の難所です。左右のカーブが連続するところにもって、斜滑降になる部分が(実際はちゃんとした平らな道ができているのですが)ずり落ちるのではないかという錯覚を起こしたり、林の中の急カーブの道が凄く狭く見えたりしてパニックになってしまいそうなのです。だからこそここを転ばずに滑り降りられたときの嬉しさは格別なんですけどね…ワタクシも最後のカーブを抜けたところで転んでしまいました。
綿100%のズボンにスパッツもつけないという「濡れ」対策ゼロですからね。慌てて起き上がったけど、お尻と太もものあたりが濡れてしまいました。さて息子はとカメラを構えて待ち構えると、何度も転びながら、最後はスキー板に座り込んで滑り降りて来ました…おいおい、リュージュじゃないんだぞ。
牧場を通ってアストリアホテルに…まだ20分くらいいられるな、もう1kmくらい滑ってくるか。名残を惜しんで最後の悪あがき。ああ、今日も楽しかったぁ!
レンタルしたスキーを返し、いろは坂を降りて『やしおの湯』へ行って服を脱ごうとしたら、さすがに今日は汗びっしょりでした。着替えを持ってきておいて良かったなぁ。