ストラップ

strap.jpg

ギターを鳴らせ…7


「真夜中のギター」で終了宣言をした「ギターを鳴らせ」シリーズですが
やっぱり続けることにします (^^ゞ
前回までは不定期連載といいながら短期集中になってしまったので
今度こそポツリポツリと書いてゆくことにします



ワタクシがギター(TINY BOY TT-40)を弾くときは
自宅で椅子に座っているか床に座り込んでいるのですが
ちょっと立って弾きたくなる時があります

いちおうエンドピンが付いていますから
フォークギター用のストラップをつけることは可能ですし
それだったら35年以上も前に買ったものを大事に持っています
…が、似合わない!

スリムなボディのギターに、幅広のストラップが不釣合いなのです
と言ってウクレレみたいにストラップなしで弾くには少々重さがあって
最初はいいのですが、そのうちギターを支える左手が疲れてきます

フラットマンドリン奏者が使っているような細いストラップだといいでしょうね
そう思うのですが、そこそこいいお値段です
  なにせギター本体が安価でしたから
  アクセサリー類が相対的に割高に思えてしまうのです

そうだ、クラシックギター用のストラップだ!

あれはシンプルです
知らない人のために簡単に構造を説明すると
ネックストラップの先にフックが付いていて
それをギターのサウンドホールに引っ掛けるというもので
ワタクシが子供の頃、アントニオ古賀さんが使っているのをテレビで見て
カーテンの房掛けに紐をつけて自作した覚えがあります

さすがに同じようにもう一回作るのも貧弱だし
紐だけだと首が痛くなるので、ちゃんとした製品を探したところ
今は使う人がいないのですかねぇ…扱っているショップがほとんどありませんでした

それでもいちおう売っているショップがあって注文したところ
本日帰宅したら届いていました

首にあたる部分は幅広のパッド入りになっており
長さの調節もしやすくなっていました…自分で作ったらこうはできません
もともとギター自体も軽いのでそれほど首にも負担がかからずいい具合です
それに、椅子に座って弾くときも
これを使ったほうがギターの立て加減を自由に決められるので弾きやすくなりました

このストラップの欠点は、ギターを完全に吊っているわけではないので
両手を離すとギターがクルンと回って落っこちてしまうことです