Exif情報
これまでデジカメで撮った写真は
カメラから抜いたメモリーカードをカードリーダーに挿入し
PCに読み込んだ後は一般のグラフィックソフトで加工したり
プリンターに付属してきた印刷ソフトでプリントしていました
撮影日時は、オリジナルのデータファイルのタイムスタンプで判る
そんな考えもあって、今まで気にしたことはなかったのですが
Exif情報というものがあるそうです
画像データの中に、撮影時のカメラのデータも書き込まれているというのですね
K100DSに付属していたブラウジングソフトをインストールしてみました
これまでに買ったコンパクトデジカメにも付属していたのだけど
いろんなソフトをインストールするのはレジストリが肥大化して嫌なので
使ったことがなかったのです
いやぁ、結構いろんな情報が入っているものですね
撮影日時はもちろん、当然ながらカメラの機種名があります
昔撮った東芝のコンパクトデジカメや携帯電話の写真まで
ちゃんと機種名が表示されるんですね
あとはシャッタースピードや絞り値、撮影モードなども表示されます
そして、一眼レフになると交換レンズの情報も表示されるんですね
レンズ名称:smc PENTAX-F 70-210mmF4-5.6
撮影時焦点距離:190mm
これには驚きました
つまり、シャッタースピードや絞り値というのはカメラ本体が持っている情報ですが
レンズ名や、ズームレンズの撮影時の焦点距離というのは
交換レンズが情報をカメラ本体に送っていることになります
しかも、もっと驚いたのは
このレンズは、まだデジカメが存在しなかった20年も前に買ったレンズなのです
Exifというのは
「1994年に富士フィルムが提唱したデジタルカメラ用の画像ファイルの規格」
だそうですから、このデータそのものはExif情報と言えないのでしょうが
当時からすでに撮影時の情報を取得する仕掛けが用意されていたんですね
しかし、フィルムカメラでどうやって活かすつもりだったのでしょうか
映画のサウンドトラックのように画像のコマの外側に記録するとか...
PENTAX-SFXの取り扱い説明書には何も触れられていなかったように思うのだけど
…見落としてたかな?