フライ&ゼリーフライ@かどや

 

そんなわけで行田に行って来たわけですが、本来の目的は藤の花ではなくランチでした
と言っても今回は『アドバンテスト行田クラブハウス』ではありません

行田と言えば「フライ」と「ゼリーフライ」です
いや、「フライ」は熊谷や羽生といった周辺地域でも看板を見ることができますが
  ウチの近所にもプレハブの小さな店がある
「ゼリーフライ」だけは行田でしか見かけません

で、「フライ」と「ゼリーフライ」って名前が似ているけど全然違う食べ物なんですよ
だから両方を扱っている店というのが市内に数軒しかないのですね
そのうちの一軒が、藤の花の久伊豆神社と秩父線の線路を挟んだ反対側にあるんです

商店街の人たちが仕事の合間にやってきたり、子供が小銭を握りしめて駆け込んできそうなたたずまい


発祥や名前の由来は諸説ありますが
女工さんの夜食だったとか、子供のおやつみたいなもんだとか
つまりはキチンと食べるものではなく、今で言うファストフードですよね
だから街角の小さな店がそれぞれ微妙に味や具が違っていたりして
皆それぞれ自分の贔屓の店の味が一番だと思っているんじゃないかな
市役所も「フライマップ」を作って案内していますので
食べ歩いて較べてみるのもいいかもしれません

今日行った『かどや』さんは、フライの中に桜海老が入っているのが特徴みたいです

フライは、小麦粉を溶いたものにねぎや肉、卵などの具を入れ鉄板で焼いたもの。具が少なくて粉が多いお好み焼きをイメージすればいいかも
 
ゼリーフライは豆腐のオカラにジャガイモや野菜のみじん切りなどを混ぜたものを油で揚げソースにくぐらせたもの...名前からは絶対に想像できない。たいていの人はゼラチンのゼリーを油で揚げたものを想像する