店員の基本姿勢

 

おじぎは相手の足先を見るくらいの加減?

相撲の土俵入りで、相手に向かって掌を見せたり両手を開くのは
「何も隠し持ってはいませんよ」という意味があるそうですね

店員さんの基本姿勢といえば「両方の掌を体の前で押さえている」形で
いつだったかサッカーを見ていたら、ゴールの前に並んだ選手も同じようにしていて
ずいぶんマナーのいいチームだと思ったことがありますが (^^ゝ
あの姿勢にも同じような意味があるんだそうです

つまり、体の前で手を組み押さえる事で
「私は無防備です。何もしません」というメッセージを発しているのです
そして、ずいぶん昔に紛れ込んだ研修で「右手を下にしなさい」と教わりました
利き手である右手を左手で押さえることで、より強いメッセージになるのだと

ところがワタクシ、箸を持つとか字を書くような後天的なことは右手ですが
コップを持つ、手近なものを掴むといった無意識な動作は左手なんですよ
だから、本質的には左利きではないかと思っているのですが
そのワタクシがこの基本姿勢をとると、強く意識しない限り左手が下になります

自分の仕事は販売員ではないから
割といい加減に「気をつけ、休め」みたいな感じで
自然に身体を動かした際にこうなるわけです

で、思うんですが
これって相手に危害を加えないことをアピールしてるんじゃなくて
自分の利き手をかばっているんじゃないかって...いかがでしょう?

最近は、理不尽なことを言った挙句に逆上する
困ったお客がいますからね
ヘタに暴力ふるわれて怪我したんじゃ困りますから