たこ焼きハウス・まどか

 

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かねてから南修治さんが準備していたたこ焼きハウスが
ついにオープンの運びとなりました
開店日が5月24日...ちょうど恵那に行っているじゃぁないですか
コンサートの翌日、鼓土里座を辞し
途中恵那峡に立ち寄りながら瑞浪を目指します

ひきこもりなど様々な条件を持っている人たちを
就労に結びつける支援施設としてたこ焼き屋を思い立ち
開店にあたり、南さん個人が経営するのではなく
NPO法人を立ち上げて運営にあたる方式をとったそうです
支援者の理解や協力を活かす、というか
誰のものでもない、みんなの店なんだという思いもあるのかな

店の名は『まどか』...優しい名前ですね
行くまではてっきり『あんじゃない』だと思っていたのですが
それは屋号ではなく、人を含めた組織全体の名称なのでしょう
(ちなみに、NPO法人は『円』と称するそうです...あ、これが『まどか』か)

「あんじゃない」とは「大丈夫だよ、心配ないよ」
という意味の恵那地方の方言だとか
きっと「案じることはない」が転訛したのでしょうね
「このたこ焼き、美味しいかな?」「あんじゃない」
...あ、そんな失礼なことを言ってはいけません (^^ゝ

「この味を出すのに3年かかりましたよ」

南さんのこのセリフが素敵ですね
開店にこぎつけるまで、と言うと場所探しや資金手当なんかもあるでしょうが
単純に「味」のことしか言わないのがいい

  隣町に行列ができるという評判のうどん屋さんがあるのですが
  そこは障害を持つ人、社会にうまく適合できない人の
  自立活動支援の店でもあるらしいんですね
  でも、訪ねてくるお客さんの多くはそんなことを知らず
  ただ「旨い!」という評判だけで遠くからやってくるみたいです

研究を重ねて生地に工夫を凝らしたたこ焼きは美味しかったですよ
お値段もリーズナブルですので、恵那方面へお出かけの際は
ぜひお立ち寄りください
瑞浪駅前をまっすぐに歩いて5分ほど、大きな交差点の先です
交差点の手前に1時間まで無料の公共駐車場もあります(以後20分100円)

棟続きの日本料理店『鳥安』さんで調製したお弁当やお惣菜も売ってます

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