アメリカでオバマさんが大統領候補者から予定者になった

恥ずかしながら、つい最近まで彼が黒人だということを知らなかったのだけど
　　まじまじと顔写真を見たのは一昨日が初めてだったりする (^^ゞ
就任式が終わればアメリカ史上初めての黒人大統領になるらしい
...と言われても、別に違和感や感慨は湧いてこない

それはもちろん自分がアメリカ人ではないからでもあるのだろうけど
これまで大臣や補佐官クラスではすでに黒人が活躍して
ニュースなどで当たり前の光景として見ていたからでもある
「そうは言っても大統領は別格」なのかもしれないが
「アメリカは自由と平等の国」という幻想めいた理想を
心の片隅に信じているのだろう
　　だからオバマさんが黒人なのか白人なのか気にしたことがなく
　　新聞記事で彼の名前だけを見ていたのだった

翻ってヨーロッパはどうなっているのか？
ワタクシが知らないだけかもしれないが
黒人の政治家や経済界の大物という人が思い浮かばない
スポーツ選手では結構いるのだが
社会を動かす人物にはいないような気がする

階級社会の壁？

---

ワタクシ、ここではあえて「黒人」という言葉を使いました
でも、ここ数日の新聞を読んでいると「アフリカ系（黒人）」なんだよね
これって、あまり良い印象を持ちません
「盲人」を「目の不自由な人」と言い換えているだけみたいで
表面上だけを取り繕っているみたいに感じるんですよ
だいいち、今後そういうふうに呼ぶことにしよう、と決意したなら
「アフリカ系」だけでいいじゃないですか
「かっこ黒人」ってのが却って特別視しているみたいな印象なのですよ