冬の朝
毎朝同じ時間に同じ道を仕事場に向かっていると
決まった場所で同じクルマや歩行者と出会うものです
時計代わりになったりもしてね...今日は遅れ気味だな、とか
ここしばらく見かけなかったのですが
今朝は久しぶりに、もみじマークをつけた軽自動車が前を走っておりました
...が、いつもと様子が変です
もみじマークをつけているくらいですから運転者はご高齢の方です
でも、普段はそんなことを感じさせない運転で
流れに乗ってスイスイ走っておられるのですが、何故か今朝はノロノロ運転で
30km/h制限の道を、へたすると30km/h以下で走ったり
対向車が来るとブレーキを踏んだりする
「おかしいなぁ、身体の具合でも悪いのかしら?」
追突しないように車間をキープしながらゆっくりついて行き
ウィンドー越しに様子を伺うと、理由が判明しました
運転者は小柄な人ですから座高が低いのです
そして、この時期この時間の太陽は正面の低い位置にあります
サンバイザーを降ろしても直射光を遮ぎきれない
左手をおでこのあたりにかざし、眩しそうに運転していらっしゃるんですよ
20分ほど前はワタクシもそうでした
家を出た直後にある信号機をまともに見ることができません
先行するクルマや、交差する道路の側の信号機を見て判断しています
対向車や歩行者から見ると
朝日を浴びて輝くクルマが走ってくるのですから
よもや運転者から自分が見えていないとは想像しにくいと思いますが
こんな状態で走ってるんですよ
ご安全に。