男の焚き火事典

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男の焚き火事典

しばらく前に本屋さんの新刊コーナーで見つけて、思わず衝動買いしそうになりました
まあそのときは「冬休みにでも買って読もう」と思ってそのまま帰ってきたのですが
数日前に地元の図書館がさっそくこれを収蔵していることを知って
矢も盾もなく借りてしまいました
...あ、こう書いたら購入を見送った理由が「手元不如意」ってバレちゃうな (^^ゞ


ワタクシではありません。友人です

世の中に焚き火が好きな人はいっぱいいます
なかには『国際焚火学会』『日本焚火学会』『札幌ファイアープレイス協会』など
同好親睦団体もあったりするほどの文化なのですね

そう、「文化」なんですよ
人類が火を発見し、それを利用した段階では「文明」だったのでしょうが
オール電化の現代では「文化」と呼ぶべきだと思いますね
日がな一日、焚き火の炎を見て過ごすのは、豊かな心が必要だと思うのです

焚き火好きの有名人と言えば、俳優の渡哲也さんがいらっしゃいますが
同じく俳優の地井武男さんが語った渡さんのエピソードが素敵です

  僕が、渡さんの奥様と出かけることがあって、朝、自宅に迎えに行くと
  渡さんが焚き火をしながら「行ってらっしゃい」と送り出してくれたんだよ
  夕方、奥様を送って行くと、朝と同じポジションで焚き火をする渡さんの姿が…
  脇に置かれた灰皿だけが朝とは違って山盛りになってた

せっかちで貧乏性なワタクシには真似ができそうにありませんが
性格だけではなく、住宅事情もそうですね
もちろんキャンプ用の焚き火台は持っていますが
それでも自宅の庭では近所の人が眉をひそめるでしょう
...おっと、そうだ。もう少し小さいものを持っていたぞ
 今度、松ぼっくりでも拾ってきて久しぶりに使ってやろうかな

夜空を焦がす豪快な焚き火もいいけれど
ちろちろと燃え続ける火を見つけているのもいいものです

 
あ、例の本ですけど、手元に置いておきたいので
いずれ買うことになると思います