リパブリック賛歌
この歌のメロディを聞いて『ヨドバシカメラの歌』が頭に浮かぶのは
けっしてワタクシだけではないと思うのですが
それにしても地域性があるんじゃないかと思いますね
...じゃぁ、これだったら全国区なのかな?
権兵衛さんの赤ちゃんがかぜひいた
権兵衛さんの赤ちゃんがかぜひいた
権兵衛さんの赤ちゃんがかぜひいた
そこであわてて湿布した
こうやって書き出してみると
同じフレーズを3回も繰り返していて「芸がない」と感じてしまうのですが
『子どもの替え歌傑作集』
という本を読んで思い出したことがあります
「この歌は手遊び歌だった!」
そうそう、幼稚園などでやった記憶があります
ところどころ無言で、ジェスチャーだけになるんです
そしてこの無言部分を変えて、間違えたら罰ゲームなどあったりする遊戯でしたから
同じフレーズを繰り返した方が、引っかけを誘うスリルがあって楽しめるのです
オタマジャクシはカエルの子
ナマズの孫ではないわいな
それが何より証拠には
やがて手が出る足が出る
ああ、この替え歌もありましたね。思い出しました
で、思い出したのはいいけれど、ワタクシの記憶の中では
加山雄三さんがウクレレを弾きながらこれを歌ってるんですよ
映画の若大将シリーズの中にそんなシーンでもあったのでしょうか?
ところで肝心の元歌ですが、これがまったく記憶にありません
英語の原詞や日本語訳があるはずですが、聞いた覚えがありません
それがこの本には載っています
ここで元歌を紹介しないのは
本を読んだらもっと面白いことが書いてあるよ、という意味もあるのですが
著作権への配慮の気持ちもこめています
この本を出すにあたって「元歌の掲載許可が得られない」ものが何曲かあったそうです
これについては著者も著作権・人格権についての理解を示しながらも
「二次利用ならともかく、研究・評論のための引用なんだから」と憤っています
地元の図書館には単行本と文庫本(平凡社ライブラリ)があるのですが
文庫化される際に著作権者が移動して「不許可」に転じた歌もあるそうです
実を言いますと、この本のことを知ったのは『幻泉館日録』さんのブログ記事でした
彼がこの本を買ってきて読んだら、後書きに
「残念ながら本文には収録できなかったが、ぜひ記録しておきたい歌詞」として
例の『朝の四時頃』が載っていたというのです
他の「掲載できない元歌」は、題名や作者名程度は紹介され
「三月三日のひな祭りを素材にした童謡で、今もまるで主題歌のように...」と
それとなく判るように書いてあるのですが
『朝の四時頃』にはそういうヒントもありません
「唱歌」とあるだけで元歌を推定できる手がかりは無し
...ううむ、これじゃレコードからも削られるわけだ
コメント
エンドウマメ
以前・・カブスカウトとボーイスカウトのリーダーをしていたので
この2曲とも、手遊び歌として知っています。 普段着だと恥ずかしく
でもボーイスカウトの制服を着ると恥ずかしさを感じず、大きな声で
歌ってしまいます。 急にスイッチが、入る・・のかも知れません。
あーみぃ
米国のグラッサーは南西部の方が多いので
あちらの掲示番じゃ
「リパブリック讃歌」ネタはちょっと気をつけてないとヤバヤバっす。
以前テネシーの方のCDにこの曲が入っていたので、
「「リパブリック讃歌」は今の米国ではポピューラソングなんですね」
って聞いたら、
「勿論だ、だってボクの弾いたのは「ジョン・ブラウンの亡骸」だからね」
と返されましたし・・・
<(レス・・・めっちゃ困った(笑))
うーみゅ・・・これは我が国で言うところの「五木の子守歌」って・・・
<(比較するなぁ!ヤバイってばぁ!!)
まつお
▽エンドウマメさん
ワタクシにはボーイスカウトの経験はありませんが
ユースホステル運動が活発な頃は
よくミーティングでレクリエーションゲームをやったものです
レクリーダーの資格も持ってたんですが...今は気恥ずかしさが
前面に出てしまうと書こうと思ったら
やっぱり「急にスイッチが入ってしまう」かも知れないと思いました
だって「落陽」や「岬めぐり」を聞いたら踊りだしそうになりますから
▽あーみぃさん
えーっと、この本によれば
「ジョン・ブラウンの亡骸」というのは「リパブリック賛歌」の替え歌で
その歌詞を日本語訳したのが「権兵衛さんの赤ちゃん」だそうです
というわけで、この歌に関しては奥が深いので
シロウトが深入りすると大変なことになりそうです
やっぱりウクレレ抱えて脳天気に歌っているのがよさそうです