車内専用

 




ふだん家では音楽ソースをMP3ファイルにしてPCで聴いているわけですが
クルマの中ではCDを使っています  いちおうカセットも使えるけど
ところが、家の中の音楽ソースがすべてCDで揃っているわけではありません
だからこれらをクルマの中で聴きたいと思ったらCD-Rに焼くしかなかったのですが
実際問題として、そんなことは面倒だし、場所をとってしまうわけで
これまで事実上あきらめていたのでありました

で、ふと気づいたのですよ
「MP3プレーヤーの出力をFMトランスミッターで飛ばせばいい」と
クルマにはFMラジオが着いていますからね
とは言うものの、これまで7年半乗っていて使ったことが無い

そんなわけで探してみたら、今はずいぶんお安くなってるんですねぇ
そりゃまぁiPodはまだまだ高いけど、ブランド不明の商品だと1,000円台ですよ

どうせ買うならポータブルになるものにしようかとも思いましたが
それは携帯電話にミュージックプレーヤー機能があることなので
だいいちなんといっても移動手段は圧倒的にクルマなのですから
シガーライターに差し込んで使うクルマ専用品を買ってみました
この本体にSDカードやUSBメモリを差し込んで使うのです

値段が値段ですから、はっきり言って見た目からしてチャチです
取扱説明書さえついていません。ブリスターパックの台紙に簡単に書いてあるだけ

しかしそれでもちゃんと実用になりますから恐れ入ります

耳を澄ませばサーっというノイズは出てますし
走行している場所によっては受信が不安定になることもありますが
リスニングルームで鑑賞しているのではなく、ドライブ中のBGMですからね
その程度には充分な性能だと思いましたよ

液晶パネルに曲名が表示されることになっているのですが
2バイト文字をROMに持っていないのでしょう、日本語には不対応だそうです
購入前にそれを知ったときは、ちょっとガッカリしましたが
実際に使ってみたら、そんなことはどうでも良くなりました
だって運転中にパネルの小さな文字を読むのは不可能なんですもの (^^ゞ
むしろ、ちゃんとレジューム機能が付いていることに感心しました
つまり、いったんエンジンを切ったあとに再開したときに
前回聴いていた曲の「最初から」再生してくれるのです
だって何10曲何100曲と溜め込んだデータカードから再生するのですから
いちいち振り出しに戻っていたのでは大変です

  以前買ったMP3プレーヤーにはこの機能がなく
  再開したときに「続きを探す」のが面倒でした

これで同じ8枚のCDを3ヶ月も繰り返して聴くこともなく
また、ロングドライブや渋滞に巻き込まれたときも退屈しないで済みそうです


本体に外部入力端子がついているので
別のミュージックプレーヤーを繋いで使うこともできます
つまり、携帯電話を繋ぐということもできるわけで
そうすると、通話の音声も聞けるかな...ハンズフリー装置的な使い方もできそうです

それと、もうひとつ変わった使い方を発見しました
USB端子にはバス電流も来ているので
ここに充電コードを繋いでやると、携帯電話などの充電もできちゃうんですよ