ゲンシバクダンで大騒ぎ

 


記事の題名だけでは「何のこっちゃ?」でしょうが
待ちに待った鼓土里座ホタルコンサート:小室等・こむろゆい
もちろん行ってまいりました


早めに着いて関係者ヅラしてうろうろしておったのですが
客入れが始まると素早く2階席に陣取ります
ステージから見て左上の角、最前列で手摺りから乗り出して見るというのが
5月の『土着民独演会』以来お気に入りのポジションです
音響的には1階より劣るかもしれないし、なによりこの時期は蒸し暑いのですが
芝居小屋風に作られた鼓土里座では、ここで見るのが一番雰囲気がいいのだと
自分ではそう思っているわけですね
  1階を桟敷席にして弁当やお酒と一緒に楽しむと
  それはそれでいい雰囲気になるかもしれません


幕をおろした舞台の前で、前座を務めるのは土着民の皆さん
なにせ小屋主であり、勧進元でもありますから
天下御免で土着菌を会場に撒き散らします
「♪コンパニオンで大騒ぎ、今日もぼくらは大騒ぎ!」

さて、この雰囲気の中でいよいよ等・ゆいの登場ですが
さすがですね、会場はあっという間に小室さんの歌に引き込まれます
いや、方向はどうであれ土着民がお客さんのベクトルを揃えておいてくれたのを
等・ゆいコンビが一気に自分たちの方向に持ってきた感じです
あの「テレビでは1分しか使わないけど4番まで歌詞のある」歌のときは
場内は水を打ったようにシーンとなって聞き惚れます

ソロの素晴らしさはもちろんですが
ゆいちゃんとのコンビもますます磨きがかかってきます
以前のようなトンチンカンなボケが減ったのはちょっと残念でもありますが
アットホームな会話や素敵なコーラスでとてもいい気分にさせてくれます

一曲終えるたびに割れるような拍手、MCの親子漫才にはドッと笑い声


昨年初めて訪ねてすっかり好きになった鼓土里座ですが
このお気に入りの場所で、小室さんとゆいちゃんの歌が聴けるとは
ホントに素晴らしいことです
土着民や、その仲間の皆さんにも温かく親切にしていただき
贅沢な週末を過ごさせていただきました。感謝です


...で、コンサートのテーマでもあるホタルですが

まぁ、ホタルにもホタルの都合があるようで
週末だから休ませろと思ったのかどうかは知りませんが
この夜はちょっと欠勤者が多く、舞ってはいたものの
「光のページェント」というわけにはゆきませんでした
こちらもスローシャッターが切れるように三脚とレリーズを用意していたのですが
それ以前のモンダイとして動き回るホタルをファインダー内にとどめておくことができません

撮影を諦め、その分しっかりとまぶたの裏に焼き付けてきました(負け惜しみ)